鎮江日記「吉祥如意」







「2008年3月、僕は江蘇省鎮江市という街に赴任してきました。」
駐在員として鎮江市に赴任されている倉敷市出身の藤田巌(ふじたいわお)さんのレポートを
“不定期?”にお届けします。

 

1981年生まれ。倉敷市庄出身。
東京の大学を卒業後、商社に入社。
2008年に鎮江市の合弁企業に出向し、今年で鎮江駐在4年目。
まだまだ日本人の少ない鎮江市のことを、より知ってもらうために、不定期ではありますが、レポートさせていだきます!






 


Q1.鎮江とは?
上海から200kmほど西にある揚子江沿いの水と緑の多い街です。歴史は古く、三国志に出てくる呉の国の首都として、また雪舟や阿倍仲麻呂が立ち寄った街としても有名です。

Q2.日本人はいるの?
現在、30~40人が住んでいます。

Q3.鎮江の名産は?
もちろん、鎮江黒酢が有名です。街の中心地にお酢の工場があり、鎮江駅を降りた瞬間お酢の匂いがします。そして、僕のおすすめは、鎮江特産の“鍋蓋麺”です。コシがあり、出汁のきいた麺は、毎日朝ごはんで食べてから出社しています。

Q4.鎮江の観光名所は?
南山・金山・焦山など山が有名です。また、最近鎮江の古い町並みを整備した西津古渡は、歴史を感じることができる観光名所です。特に、清の時代の英国領事館は、100年も前に建てられた建物とは思えないお洒落なデザインです。


 

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2010年の中国を表す漢字。
日本の清水寺の漢字ほど注目されているかは不明ですが、中国にも似たようなものがあるようです。(実は、中国が発祥??)
これは「上昇」を意味する漢字です。
2010年は、鎮江の麺も、電車のチケットも、そして従業員の給与も、何もかも上がった1年でした。来年はどんな年になるのでしょうか。
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鎮江駅をおりると、突然、酢のにおいが漂ってきました。「さすがは、世界的に有名な黒酢の産地」などと関心していると、ほら、このとおり。
旅行客が土産で買った酢のビンを、よく駅で割ってしまうそうです。
清掃係のみなさん、ご苦労様です。
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またまた、鎮江市に日本料理屋ができました。辺鄙な場所にあるのですが、かなりの高級感。
価格は丸の内の低層階のレストランレベル。高すぎー。
お店の名前は「北大路」。美食家・北大路魯山人が由来なのでしょうか。それとも、単に北の大きな路という中国語なのでしょうか。
とにかく、僕にとっては、日本食の選択肢が増えることはうれしい事です。

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赤い~りんごに、くちび~るよせいて~♪。
近くの八百屋でりんごを買いました。
その名も、「紅富士」「富士王」「氷糖心富士」。
どうやら、「富士」の名がつく、りんごが流行っているようです。



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秋もだいぶ深まってきました。
ここ鎮江では、キンモクセイのいい匂いが、町中に溢れています。
ちなみに、中国語では「丹桂」と書きます。
「桂」は中国では、芳香のある常緑樹全般を指す文字だそうです。
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朝夕もすっかり涼しくなり秋の気配も深まって、、はいませんが、そろそろ中秋節。
そう、中秋節=月餅(げっぺい)。中国ではスーパーもデパートも、はたまたスターバックスまでが、オリジナル月餅を引っさげて月餅商戦。
この時期は、たくさんの人から月餅もらうので、当然みんな食べ切れません。その結果・・・。
他人にあげた月餅が巡り巡って、自分に戻ってきたなんて笑い話もしょっちゅうです。


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暑い、暑い、暑い。と、ふと目をやると涼しそうな格好の。。。って、涼しすぎる!!
実は前から見ると、立派な服を着ているようにみえるんですよね。


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夏休みだからでしょうか、町の広場のいたるところが、ローラースケートをする子どもたちで賑わっています。
このなかから光GENJI(古いですね~)みたいな子が育つのでしょうか。


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真夏です。道端でキリギリスを売っていたので、1つ買ってみました。
ちっちゃな籠に1匹で5元。自分のオフィスに置いてみたら、すごく綺麗な音で鳴いてました。
真夏の今、ちゃんと蟻みたいに働け、ずっと歌(カラオケ)ばかり歌ってると冬に辛い思いするぞ、と、自分とキリギリスに言い聞かせています。(笑)


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かれこれ鎮江へ来て2年半。オリンピックあり、万博あり、そしてついに7月1日高速鉄道が完成しました。
早速、高速鉄道に乗ってみました。いきなり333km/h(最高350km/h)まで加速。
でも、運賃は88元から184元に大幅値上げ。うーん。



帰国前に、鎮江名産黒酢を買いに市中心にある巨大黒酢工場、「恒順酢廠」に行きました。
この工場直販店では、お客さんはポリタンクを持ってきて、計り売りしてもらいます。
僕はさすがにポリタンクで持って帰れないので、瓶詰めを購入。
なんとその酢が温かい!
「ホットじゃなくて、普通の酢をくれ!」と言ったところ、「出来立ての酢はホットなんだよ。そんな事も知らないのかい?」と一蹴されました。へぇー、へぇー、へぇー、へぇー(古いですね。)



寒いなぁー。またホテルの暖房が壊れたのかなぁー。と、毛布をかぶりながらベッドの中でダラダラしてたのですが、ふと外を見ると一面の銀世界。
と、いうより、灰色世界。
雪が降れば、ちょっぴりワクワクするはずなのですが、明日帰国予定なので心配です。
朝の新幹線は来るのだろうか、上海でちゃんと空港まで行けるのだろうか、飛行機は飛ぶのだろうか。
(後日談:無事、帰国できました!)




ついにオープンしました。
鎮江ヤオハン!!
前の道には、あふれる人・人・人(中国語では“人山人海”)。さぁー、さっそく中へ入ってみます!



工場での昼ごはん。1日の1番の楽しみ。いくつかのメニューから、気に入ったものを食堂のおばちゃんに伝えると、この通り、プレートに盛ってくれます。
今日は一押しの紅焼肉がなかったため、ミートボールをチョイス。少し緑の野菜が欲しいなぁ。





街で見かけた風船売りのこのバイク。
どうやって乗るのでしょうか?




旧正月前、忘年会続きで胃を痛め、正月で帰国した時に遊びすぎ、鎮江へ戻ってきて安堵したのかどうか、体調を崩してしまいした。で、何故かムショウーにコーラが飲みたくなり、旧正月明けにできたとウワサの、ピザハット(中国語:必勝客)に行ってきました。
しかし、なんと長蛇の列。いつになったら順番が来るのかな・・・。