車両の紹介

車両の紹介

ポンプ車 揚水・放水機能を持ち、ホース,吸管,ホースカー等を装備しています。消火活動は,消火栓や防火水槽に吸管を入れ,ポンプで水を吸い上げ,ホースから放水することが基本となります。

タンク車 2,000リットルの水槽を積載し,現場到着後すぐに放水が可能です。

救助工作車 人命救助活動に使用されます。交通事故などで車両に閉じ込められた人を助けることが多く,エアカッター,油圧式拡張機(スプレッダー)などを搭載しています。

梯子車 玉島署の梯子車は,ビル5階相当の13.7m~下はマイナス2.1mに届くブーム(伸縮可能な塔),900Lの積載水を有効利用できるCAFS(*)を装備しており,タンク車としても活動できます。ブームの先端部分には,人を乗せるバスケット(かご)が設けられており,バスケットから水や泡を放出することもできます。 令和3年に更新されました。

*CAFS(キャフス):Compressed Air Foam System(圧縮空気泡消火装置)の頭文字で呼んでいます。水と消火薬剤を高圧の空気で混ぜて泡を作る装置です。消火のための水量を節約することができ,泡が壁等に付着,周囲に拡散し,広範囲での冷却効果があり,消火効率が向上します。

化学車 水による消火が不可能か危険な場合に化学消火薬剤噴霧・泡消火剤放射で消火します。

水槽車 大量の水をタンクに詰め消火栓等の水利が無い火災現場での支援を主目的にした車両です。小型動力ポンプを搭載するため,本来の移動水利としての用途のみならず初期消火へも対応可能です。

救急車 負傷者・病人などを緊急に病院などに運べるように装備された自動車です。病院で治療を受けるまでの応急救護を行います。 

指揮車 指揮車は災害活動の現場で指揮を執る「指揮隊」が搭乗する車両で,作戦図板になる折り畳み式テーブルを搭載しています。