平成30年度くらしき省エネセミナーが開催されました
11月13日(火曜日)に,倉敷市環境交流スクエア「環境学習教室」にて,中小規模の事業者向けの省エネ・温暖化対策による経営改善・CSR推進・気候変動に対するリスクマネジメント等を目的とした「くらしき省エネセミナー」を開催しました。今回は,基調講演に白井信雄教授をお招きし,私たちが直面している気候変動の問題を分かりやすくご講演いただきました。
当日は29名の方にご参加いただき,8割以上の方から「参考になった」とのご感想をいただきました。
今後も地域の中小企業事業者の方々の省エネ意識が高まり,具体的なアクションにつながるきっかけとなるセミナーを企画できればと考えています。
セミナー当日の様子
↑ 基調講演 「気候変動災害の緩和と適応を考える:自助と互助でできること」
講師:山陽学園大学地域マネジメント学部 白井信雄教授
↑ 「事業者向け省エネ支援制度について」
講師:経済産業省 中国経済産業局 舟木正和氏
↑ 「省エネ診断と事例紹介について」
講師:一般財団法人省エネルギーセンター中国支部 近藤邦昭氏
↑ 「エコアクション21制度紹介」
講師:エコアクション21地域事務局 秋山沙織氏
くらしき省エネセミナーにおけるカーボン・オフセット
くらしき省エネセミナーの開催に伴うCO 2排出量(会場の電力使用・講師の移動に伴うエネルギー使用)を、市民による住宅への太陽光発電システムの設置によるCO 2削減活動「くらしきサンサン倶楽部」のJ-クレジット *1でカーボン・オフセット *2しました。
*1J-クレジットとは、省エネルギー機器の導入や、森林経営などの取組による、温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、「J-クレジット」として国が認証する制度です。
*2カーボン・オフセットとは、活動においてどうしても排出されてしまうCO2排出量について、排出量に見合った削減活動に投資する事によって、相殺(オフセット)するという考え方です。