倉敷市ため池ハザードマップ

倉敷市ため池ハザードマップ

倉敷市ため池ハザードマップについて

 ため池ハザードマップは、近年頻発している局地的な集中豪雨や、今後発生が予測される南海トラフ巨大地震や台風等により、ため池の堤防が決壊した場合の氾濫解析を行い、ため池氾濫の危険性を正しく市民の皆さんに周知するとともに、災害発生時における自らの適切な避難活動の指針とすることを目的とした地図です。

ため池ハザードマップの okayama ebooks での閲覧について

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倉敷市 防災重点農業用ため池一覧表

令和6年4月1日時点で532箇所が指定されています。

 防災重点農業用ため池一覧表

 

※防災重点農業用ため池の指定要件

 決壊した場合の浸水区域(以下「浸水区域」という)に家屋や公共施設等が存在し、人的被害を与えるおそれのあるため池

「人的被害を与えるおそれ」に関する具体的な要件

1.ため池から100m未満の浸水区域内に家屋、公共施設等があるもの

2.貯水量1000m3以上であり、かつ、ため池から500m未満の浸水区域内に家屋、公共施設等があるもの

3.貯水量5000m3以上であり、かつ、浸水区域内に家屋、公共施設等があるもの

4.自然的条件、社会的条件その他の状況からみて、災害を防止する必要性が特に高いと認められるもの

ため池の浸水想定区域について

 ため池の浸水想定区域は、それぞれのため池の堤防が決壊した時の浸水区域を表示したものです。降雨量や河川の状況により、地図に示された浸水想定区域以外でも浸水が起こる可能性がありますので、有事の際には、倉敷市の防災情報や避難情報に従って避難するとともに、日頃から地形を確認し、安全に避難できるよう活用してください。

防災重点農業用ため池の緊急点検について

緊急点検とは

 地震や大雨でため池が損傷した場合、時間の経過とともに徐々に損傷が広がり、最悪の場合、決壊することがあります。そのため、規模が大きい地震・大雨の後には、身の安全を確保した上で、市、点検者(ため池管理者等)で防災重点農業用ため池の緊急点検を行います。「防災重点農業用ため池」は国の要領により、市や管理者等で緊急点検を行い、報告することが定められています。

緊急点検が必要な地震、雨の規模

1.震度5弱以上の地震

2.大雨特別警報の発令

 なお、震度4以上5弱未満の地震が発生した場合は、堤高15m以上のため池(倉敷市は3池:陶奥池(玉島陶)、増原池(玉島道口)、上の町大池(児島上の町))についてのみ緊急点検を行います。   

緊急点検の手順及びタイミング

1.身の安全を確保したうえで、複数人で点検を開始する。

2.大きな揺れの地震の後は、余震が発生することが多くあるので、身の安全を十分に確保したうえで点検を実施する。

3.大雨時には、警報の解除後、身の安全を十分に確保したうえで点検を実施する。

緊急点検の様式及び報告について

 規模が大きい地震・大雨が発生した場合、下記「速報(第1報)」によりため池を緊急点検し、速やかに下記の担当部署へ報告する。 速報(第1報)(xls30.1KB)

 ため池緊急点検フロー(PDF:183KB

 倉敷市担当課のお問い合わせ先

 倉敷市消防局お問い合わせ先

 

ため池マップについて

岡山県内のため池について、位置図、防災重点農業用ため池の浸水想定図等を示した「ため池マップ」が岡山県から公表されました。

下記リンクからご覧いただけます。

ため池マップ(おかやま県統合型GIS)