避難行動要支援者名簿

避難行動要支援者名簿

目的

 災害時に,自力,または家族の支援を受けての避難が困難で,自分の情報を避難支援等関係者に提供することに同意した方を「避難行動要支援者名簿」に掲載し,地域での援護活動に役立てていただくことを目的としています。

 チラシはこちら

避難行動要支援者とは

 倉敷市では次に該当する方を対象としています。
 ただし,施設や病院に長期入所・入院中の方は除きます。

  • 介護保険の要介護3以上の方
  • 身体障がいのある方(身体障害者手帳1・2級第1種(心臓・じん臓のみ該当する方を除く))
  • 知的障がいのある方(療育手帳A又はAと同程度の手帳)
  • 精神障がいのある方(精神障害者保健福祉手帳1級)
  • 難病患者(特定医療費(指定難病)受給者証又は特定疾患医療受給者証の交付を受けている方)
     ※その他,何らかのハンディキャップにより災害時に自ら避難することが困難な方についても,申し出があれば            避難支援等関係者へ情報提供できます。

避難行動要支援者名簿の整備方法

 次の手順で名簿の更新を行っています。

 1)対象者への状況確認及び意思確認の調査
  新たに対象となった方及び前回調査から概ね3年が経過した方に対して,災害時における避難行動の状況確認,
  及び自分の情報を避難支援等関係者へ提供することへの意思確認の調査を実施します。
 2)名簿の更新及び避難支援等関係者への提供
  ※名簿の更新・・・1)の調査結果への更新と,転出・死亡された方の情報の削除
  

避難行動要支援者名簿の提供先

 自主防災組織・民生委員・倉敷市社会福祉協議会・公的機関(警察・消防機関等)・

 その他の市が認めた避難支援等の実施に携わる関係者

活用方法(例)

 名簿の提供を受けた避難支援等関係者が,平常時に登録者を訪問して緊急時の避難等について打ち合わせを行ったり,緊急時の安否確認等に使用したりします。

 【名簿活用による支援例】
  自主防災組織・・・緊急時の対処方法の打ち合わせ,避難誘導 等
  民生委員・・・平常時の見守り活動,避難所等での安否確認 等
  倉敷市社会福祉協議会・・・被災後の相談支援,ボランティア派遣支援 等
  公的機関(警察・消防機関等)・・・緊急時の救助活動を円滑に実施 等

 ※避難支援等関係者に,名簿の利用による支援を義務付けるものではありません。

避難行動要支援者名簿へ登載する情報

 次の項目を登載しています。

  • 1)~5)は市で保有している住民記録情報,6)は本人からの情報を基にしています。
  • 7)は該当する項目を表示し,具体的な事柄は表示しません。
  • 希望する方は,心身の詳しい状況(介護認定や障がいの等級,病名等)など,避難支援等関係者に知ってほしい内容を掲載することもできます。
     1)氏名
     2)性別
     3)年齢
     4)生年月日
     5)住所
     6)電話番号
     7)心身の状況(介護認定,身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳,難病認定の有無)