マルタの愛するクラシキ



はじめに

倉敷を拠点に創作活動をしているマルタさんが感じた“クラシキ”を、ご本人が撮った写真を通してご紹介します。外国人の目線で見た倉敷を“不定期で”お楽しみください!!

プロフィール

マルタ・モンカーダ。 バルセロナ生まれ。国立バルセロナ大学芸術学部卒。
20年前、父とともに「凧揚げ大会」に参加するため初来日。それ以来、日本の神社仏閣や美しい風景、ハイテク技術をも生み出す奥の深い日本文化に魅了される。

現在、造形作家として、油絵、アクリル画、彫刻、陶芸、スカーフのデザインなど多岐に手がける。
流暢な日本語と明るく陽気なキャラクターで、全国に“マルタファン”が多い。
3歳~100歳まであらゆる年代の日本人の「オトモダチ」ができたこと自慢。
父のジョアン・モンカーダさんは、スペイン国立バルセロナ大美術学部名誉教授。

創作活動

1年おきに日本各地で展覧会を開催。
倉敷市では03年、05年、09年と3回、倉敷市東町の「ギャラリーはしまや」で展覧会を開催。
2010年1月から倉敷市内にアトリエを設立。

09年11月、「ギャラリーはしまや」で、マルタさんとジョアンさんの二人展を開催。ジョアンさんにとっては日本で初めての作品発表。瀬戸内海と地中海の青をモチーフにした作品を中心に、ジョアンさんの現代アート、マルタさんの陶器など計約70点が展示された。

山や木を描いたジョアンさんのパステル画や墨絵、色付けした砂や金箔で静物を表現したマルタさんの抽象画など多彩な作品が展示され、多くの来場者を魅了。

マルタさんから見たクラシキとは?

マルタ・モンカーダ

― はじめて倉敷に来られた時の印象は?
「8年前、はじめて倉敷に足を踏み入れたとき、運河の流れる古い町並みにたちまち心が奪われました。一瞬、私の好きなイタリアの町“ヴェネティア”に来ているような錯覚をおぼえました。」

― 特に印象に残っているものは?
「倉敷民芸館で見た美しい作品、よく手入れされている店舗に並んだ伝統的な品々、市民の方々が公民館で披露されていた民謡など、思いつくだけでも本当にたくさんあります。“ここは地中海そのものだ!”と驚いた記憶が鮮明にあります。」

― 倉敷が好きだと感じたのはいつ頃?
「2003年にはじめて個展を行って以来、倉敷の人達とふれあう機会が多くなり、いくつかのお祭りにも参加しました。そして、いつの間にか、倉敷を“深く”愛してしまった自分に気づきました。(笑)」

― 最後にメッセージをお願いします。
「瀬戸内海と地中海はよく似ていてイメージが重なります。作品を通じて、倉敷とバルセロナの共通点を見つけ、親近感を持ってもらえればうれしいです。」