
バス路線が廃止されたり、公共交通が利用できない交通不便地域の移動手段を確保するため、
地域が主体となって運行するコミュニティタクシーなどを支援する、市の制度です。

コミュニティタクシーは、セダン型(4人乗り)やジャンボ型(9人乗り)のタクシー車両などを用いて、
設定されたコース(停留所)を決められた時間に運行する乗合タクシーです。

路線バスに比べ運行コストが低いため、小規模地域でも導入でき、利用者のニーズにも対応しやすいため、
自分たちで便利にしていくことが可能な公共交通です。

コミュニティタクシーを
運行するタクシー会社に、利用したい運行時刻の1時間前までに電話をし、
住所、氏名、利用人数、乗降する停留所、時刻等を伝え予約します。
(路線によっては予約方法が異なります。)

乗車する運行時刻に停留所でコミュニティタクシーを待ちます。

降車時に料金を支払います。

高齢者などの移動手段を持たない方にとって、公共交通は無くてはならないものです。

このような方々を地域で支えることや、地域内のコミュニケーションを図るためにも、
地域が運営主体となって、住民の皆さんが相互に協力し合い、自分たちの交通として
「守り」「育てる」ことが何より大切です。それによって地域の足が定着し、運営が持続します。

運営費に対する市の補助金を受けるには、地域が主体となり公共交通を支えていただくために、
運行費用の一部を地域が負担していただくことが必要になります。

地域が工夫することにより、
利用者が増えれば、地域の負担が軽くなる仕組みです。
倉敷市乗合タクシー運行事業補助金交付要綱