展覧会

2016/08/30

倉敷市立美術館 池田遙邨の世界

池田遙邨の世界 ちらし

コレクション展

池田遙邨の世界

2016年9月10日(土)~10月16日(日)

休館日:
月曜日(ただし9月19日(月)、10月10日(月)開館、9月20日(火)、10月11日(火)休館)
開館時間:
9時~17時15分(入場は16時45分まで)
展覧会場:
美術館2階 第2展示室
同時開催:
コレクション展「遠い昭和 没後30年・岡本唐貴」
観覧料:
◆一般210(150)円
◆高大生100(70)円
◆小中生50(30)円
( )内は20名以上の団体料金
倉敷市内の小中学生はいきいきパスポートまたは生徒手帳の提示で無料。
高梁川流域パスポートを提示した小学生は無料(平日を除く)
65歳以上の方、心身障がい者とその介護者1名は無料。
※コレクション展「遠い昭和 没後30年・岡本唐貴」、「倉敷市立美術館の洋画名作選」もご覧いただけます。
主催:
倉敷市教育委員会
資料:
池田遙邨の世界 出品目録(PDFファイル)

池田遙邨は1895(明治28)年岡山に生まれ、大阪で松原三五郎に洋画を学び、わずか19歳で文展に入選しました。23歳頃日本画に転じ、ムンクやゴヤへの影響から暗く悲惨なテーマを描いていた時期を経て、一転して大和絵を深く研究し、新しい解釈で描いた作品により帝展で特選を受賞しました。さらに歌川広重に憧れ、東海道を徒歩旅行し、また冨田渓山の影響が感じられる作品も描きました。第2次世界大戦後は、新しい表現を模索する作品を経て独自の視点と構図による新しい風景画の境地を切り拓き、晩年は漂泊の俳人・種田山頭火の句をもとにした絵を亡くなるまで描き続けました。1976(昭和51)年に日本芸術院会員、1984(昭和59)年に文化功労者となり、1987(昭和62)年には文化勲章を受章しました。
本展は、旅を愛し、数多くの心温まる作品を残した池田遙邨の魅力を、倉敷市立美術館所蔵の代表作を中心に紹介するものです。
主な出品作品
「あたらしい法衣いっぱいの陽があたたかい 山頭火」1988年、「南郷の八月」1919年、「浜名湖今切」1934年、「叢」1966年、「野」1968年、「なぎさ」1977年、「川」1978年、「錦帯橋」1982年、「芒原」1983年、「枯草につつましくけふのおべんとう 山頭火」1988年

開催中の催し

担当学芸員によるギャラリートーク

終了しました。

日時:9月18日(日)・10月2日(日) 14時~(40分間程度)
場所:美術館2階 展覧会場内
※当日の観覧券が必要です。
「浜名湖今切」1934年

「浜名湖今切」1934年

「野」1968年

「野」1968年

「あたらしい法衣いっぱいの陽があたたかい 山頭火」1988年

「あたらしい法衣いっぱいの陽があたたかい 山頭火」1988年


〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号[MAP] TEL.086-425-6034 FAX.086-425-6036 お問い合わせ

●開館時間/9時〜17時15分 ●休館日/月曜日(休日の場合は翌日)