展覧会

2016/09/02

倉敷市立美術館 遠い昭和 没後30年・岡本唐貴

特別展 遠い昭和 没後30年・岡本唐貴(ちらし)

コレクション展

遠い昭和 没後30年・岡本唐貴 

2016年9月10日(土)~10月16日(日)/10月29日(土)~12月18日(日)

休館日:
月曜日(ただし9月19日(月)、10月10日(月)開館、9月20日(火)、10月11日(火)休館)
開館時間:
9時~17時15分(入場は16時45分まで)
展覧会場:
美術館2階 第3展示室A室
観覧料:
◆一般210(150)円
◆高大生100(70)円
◆小中生50(30)円
( )内は20名以上の団体料金
倉敷市内の小中学生はいきいきパスポートまたは生徒手帳の提示で無料。
高梁川流域パスポートを提示した小学生は無料(平日を除く)
65歳以上の方、心身障がい者とその介護者1名は無料。
※「倉敷市立美術館の洋画名作選」もご覧いただけます。
※特別展「木の美を求めてー大野昭和斎とその周辺ー」は特別料金となります。

主催:
倉敷市教育委員会

資料:
遠い昭和 没後30年 岡本唐貴 出品目録・作家略歴(PDFファイル)

昭和から平成に元号が変わってから30年近く経つ今日、昭和という時代が再検証されています。このたびの特別展示は、この時代に特異な足跡を残した倉敷出身の洋画家・岡本唐貴(1903-1986)の没後30年を記念して開催します。
岡本は20歳の若さで、大正末期に盛んであった前衛美術運動の旗手として活躍します。やがてロシアのリアリズム絵画と、階級闘争が激化しつつあった時代の空気に影響を受け、昭和初期にはプロレタリア美術運動の指導者として第一線に立ちました。弾圧による運動の終焉後、戦中の雌伏期に仲間たちと写生やデッサンに励み、戦後は民主主義社会における新たなリアリズム絵画を追求しました。
本展では岡本の油彩やポスター、デッサン、関連資料にあわせて、当館コレクションから大正末期から昭和期の美術を紹介します。岡本の軌跡を通して、現在すでに遠くに感じられる「昭和」という時代を、新たに見直すきっかけとなれば幸いです。

開催中の催し

担当学芸員によるギャラリー・トーク

終了しました。

日時:9月25日(日)・11月6日(日)・12月4日(日)
14時00分~(20分間程度)
場所:美術館2階展覧会場内
※当日の観覧券が必要です。
岡本唐貴「祖母像」1932年

岡本唐貴「祖母像」1932年

岡本唐貴「小林多喜二像」1933年

岡本唐貴「小林多喜二像」1933年

鶴丸睦彦「太陽のない街ポスター」1930年

鶴丸睦彦「太陽のない街ポスター」1930年


〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号[MAP] TEL.086-425-6034 FAX.086-425-6036 お問い合わせ

●開館時間/9時〜17時15分 ●休館日/月曜日(休日の場合は翌日)