(事例)
インターネットで通常価格より格安な有名ブランドのスニーカーを見つけて、クレジット決済で購入した。しかし海外から送られてきたスニーカーは、作りが雑で偽物のような気がしたのでサイトを確認すると、業者の所在地・連絡先などの記載がなく、購入時に届いた注文確認のEメールは明らかに不自然な日本語表記だった。
(アドバイス)
「海外から偽物が届いた」「注文した商品が届かない」「販売業者と連絡が取れない」などといったインターネット通販の相談が増えています。通常価格より極端に値引きして販売しているサイトは、扱う商品が正規品でない可能性があります。また、詐欺的サイトは海外に多く、有名ブランドのロゴを無断で使用したり、既存の通販サイトを模倣したりするなどして、消費者を信用させる作りになっています。インターネット検索で上位に表示されているからといって、信頼できるサイトとは限りません。トラブルに遭わないために次のことに注意しましょう。
○正規販売店の販売価格より極端に値引きされていないか
○業者の所在地や責任者名、特に電話番号が記載されているか
○自動翻訳したような不自然な日本語の表記がないか
インターネット通販で注文した場合は、注文時の画面や販売業者からのEメールを保存しておきましょう。