第31回 医療安全研修会を開催しました

平成29年7月26日(水曜日)17時30分〜19時00分、「診療録・看護記録の重要性」について、SOMPOリスクケアマネジメントの永吉旭土様をお迎えし、研修会を開催しました。

記録のポイント、電子カルテの記載上の注意点など要点を押さえた説明がありました。参加者は、「一旦記憶し、時間が経った場合の作業には、誤った記憶の入り込む余地がある」ことを学び、また、今までの判決例などから、起こった事象・観察した病状をその都度即座に記載することが重要であることを理解しました。

さらに、検査や手術などの同意書があっても、同意が乏しい場合には免責の証拠にはならないことがあることを知りました。医師の説明時には看護師も同席し、患者様やご家族の反応などから理解度や受け止め方を確認し、精神的関わりなどのサポートをしていきたいと思いました。またそれを記録に残すことも大切だと痛感しました。

これからも患者様に納得していただける、安心で安全な医療が提供できるよう、さらなる安全体制の構築をめざし、研修会を継続していきます。

研修の様子1研修の様子2