自然保護監視員だより

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 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2019年7月15日

「テナガエビ」を観察(五日市)

2019年7月15日

 7月15日「テナガエビ」を観察しました。この日は午前8時頃から三番川で茶屋町地区や早島町の関係者が用水路で護岸の草刈りや川底の水草の引き上げなどの清掃活動を行いました。

 三番川は農業用水路として整備されており五日市付近はきれいな水が流れています。 作業開始後間もなく川底の土砂などを排出するときに「テナガエビ」が見つかり、知人が珍しいエビの仲間なので生きたまま届けてくれました。

 体長およそ8.5センチ、一番長い第2歩脚の長さはおよそ10センチありました。 捕獲されたテナガエビは岡山県内では水のきれいな川に生息しているようですが、個人ではこれまでに実物を見たことはありませんでした。

 図鑑などによりますと自然の中では肉食でメダカなどを捕獲して食べるようですが、自宅の水槽でしばらく飼育して様子をみようと思います。

 

テナガエビ1

テナガエビ2

 

S.K

観察日:2019年7月15日

2019年7月15日 | コメント(0)