展覧会

2015/10/25

倉敷市立美術館 「生誕120年 池田遙邨展―こころの詩(うた)―」

「生誕120年 池田遙邨展―こころの詩(うた)―」ちらし

生誕120年 池田遙邨展―こころの詩(うた)―

2015年10月9日(金)~11月29日(日)

休館日:
月曜日(10月12日、11月23日を除く),10月13日(火),11月24日(火)
開館時間:
9時~17時15分(入場は16時45分まで、初日は10時開場)
観覧料:
◆一般:600円(500円)
◆高大生:300円(200円)
◆小中生:100円 (50円)
( )内は20名以上の団体料金
倉敷市内の小中学生はいきいきパスポートまたは生徒手帳の提示で無料
高梁川流域パスポートを展示した小学生は無料(平日を除く)
65歳以上の方、心身障がい者とその介護者1名は無料
◎倉敷屏風祭の10月17日(土)・18日(日)は無料
主催:
倉敷市、倉敷市教育委員会、倉敷市立美術館、山陽新聞社
後援:
岡山県、岡山県教育委員会、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、倉敷ケーブルテレビ、玉島テレビ放送、oniビジョン、FMくらしき、FM岡山、レディオモモ
資料:
池田遙邨展―こころの詩(うた)ー出品目録(PDFファイル)

倉敷ゆかりで文化勲章を受章した池田遙邨(1895~1988)は、日展で活躍した日本画の巨匠でありながら、親しみやすいユニークな作風で知られています。
自然をこよなく愛し、写生が何よりも好きだった遙邨。10代で洋画家として画業をスタートさせますが、笠岡市出身の日本画家・小野竹喬から「自然はよく見ているが、これからは主観を入れてみてはどうか」と助言をもらったのをきっかけに、日本画家に転身します。
主観を入れる。見たそのままでなく、自分が感じたものを絵にするには、どうしたらよいのか。写生を重ねながら構図を作り、さらに画面に心情を反映させた大正期から、昭和戦前期には先人の絵を研究し、作風を次々に変えながら、遙邨は自らの芸術を模索しました。戦後、空想と現実の間にあるような不思議な作風を経て独自の道を切り開いた遙邨は、晩年にはこころの中の詩がそのまま絵となったような、詩と絵の世界がひとつに溶け合う境地に達します。
本展では代表作・初出品作を含む約80点を紹介し、その生涯を辿りながら、遙邨芸術の魅力にせまります。子どもから大人まで、皆様でどうぞお楽しみください。


※YOSON mt ART
倉敷芸術科学大学生と遙邨と丹下健三建築のコラボレーション!遙邨作品をモチーフに学生が手がけたマスキングテープ・アートが、会期中来館者をお迎えします。

※岡山後楽園・秋の延養亭特別公開
[10月26日(水)~11月3日(火・祝)]
上記期間中、岡山後楽園延養亭附属の茶室で、遙邨が描いた龍の天井画をご覧になれます。あわせて本展覧会ではその画稿等を紹介します。 

開催中の催し

記念対談

終了しました。

「師・遙邨を語る」
10月25日(日)
14時~15時30分
担当学芸員によるギャラリー・トーク

終了しました。

10月18日(日)、11月14日(土)
14時~
わくわくかんしょう会(小学生対象)

終了しました。

11月1日(日)、11月21日(土)
13時30分~
対話型鑑賞会(中学生対象)

終了しました。

11月1日(日)、11月21日(土)
14時30分~
ワークショップ「きみのこころに住む動物をつくろう!」
11月3日(火・祝)
13時~16時

終了しました。

「湖畔残春(右隻・部分)」1920年 滋賀県立近代美術館蔵

「湖畔残春(右隻・部分)」1920年 滋賀県立近代美術館蔵

「華厳」1927年 姫路市立美術館蔵

「華厳」1927年 姫路市立美術館蔵

「うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火」1984年 京都国立近代美術館蔵

「うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火」1984年 京都国立近代美術館蔵


〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号[MAP] TEL.086-425-6034 FAX.086-425-6036 お問い合わせ

●開館時間/9時〜17時15分 ●休館日/月曜日(休日の場合は翌日)