公共交通機関の利用促進講演会 in 倉敷市
この講演会は終了しました。
関西大学経済学部の宇都宮教授をお招きして、示唆に富んだご講演をいただきました。
これからのまちづくりを考える上では、まちに住む人の「足」としての公共交通機関のあり方をきちんと考えていくことが必要ですね。
鉄道やバス路線を「公共交通」と考えるなら、道路と同じように「公共」=みんなでそこにかかる経費を負担することも考えなければなりません。
当日の様子は
ブログをご覧ください。
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日時:平成25年12月14日(土曜日) 15時~17時
(開場 14時30分~)
会場:倉敷市環境学習センター 環境学習教室
(水島東千鳥町1-50西棟4F)
定員:80名(申込先着順)
講演 「交通まちづくり~成熟社会の地域再生」
講師 宇都宮浄人氏(関西大学経済学部教授)
講師プロフィール
1960年生まれ。日本銀行を経て、現在関西大学経済学部教授。著書に「路面電車ルネッサンス」(新潮新書、第29回交通図書賞受賞)、「鉄道復権」(新潮選書、第38回交通図書賞受賞)など。
主催:倉敷市/独立行政法人環境再生保全機構
協力:STOP温暖化くらしき実行委員会
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画像クリックでPDFファイルが開きます。申込用紙はPDFファイルの2ページ目にあります。
倉敷市の交通手段と公共交通、これからのまちづくり
倉敷市においては、個人で移動する方の多くが自家用車を利用しているのが現状です。
倉敷市内の公共交通機関は、JR倉敷駅を中心に東西をつなぐJR山陽本線、北へとつなぐJR伯備線、南へとつなぐ水島臨海鉄道があります。また、JR岡山駅から四国へとつながるJR瀬戸大橋線においては茶屋町~児島、真備方面では総社から福山へとつながる井原鉄道井原線の川辺宿・吉備真備・備中呉妹の3駅があります。
各鉄道事業者のターミナル駅から路線バス・タクシーなどが発着し、市民や観光客の足として利用されてきました。
経済発展に伴い、郊外型住宅地の分譲・郊外型大型店舗の誕生、ライフスタイルや生活時間帯の変遷などにより、個人の時間通りに予定を組める「自家用車での移動」の利便性が受け入れられ、一家に一台の時代から、一人一台の時代へと変わっていきました。
利便性が向上することは、万人にとって好ましいことですが、その反面で路線バスの縮小・廃止などにより、高齢者の方の移動手段の選択肢が少なくなっていること、また、市内主要道路での渋滞や排気ガスによる大気汚染、燃料使用量の増加による温室効果ガスの排出増などの問題も顕在化してきています。
各地区を循環する公共交通機関が存在しないため、自家用車に頼らざるをえない部分も当然ありますが、今ある公共交通機関の利活用を通して、各地区においてまちづくりを進めていくには何が必要かなど検討していくことも今後の課題として残されています。
宇都宮教授をお招きし、「交通まちづくり~成熟社会の地域再生」と題してご講演いただき、これからの倉敷市の「まちづくり」と「公共交通」について考えてみませんか。
お申込み・お問合せ
倉敷市環境学習センターまで、電話、FAX、Eメールでページ下連絡先まで。
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