春から夏にかけて観察できる鳥・市の鳥カワセミとその仲間
【展示期間】4月4日(金曜日)~6月7日(金曜日)
今回は、春から夏にかけて観察できる鳥をピックアップしました。
探鳥コースのうち藤戸コースだと見つけやすいかもしれません。
また、4月29日に予定している「市の鳥カワセミを探そう」観察会と、5月に予定している「ブッポウソウ観察会」にちなんで、ブッポウソウ目のブッポウソウ・ヤマセミ・カワセミも展示しています。
藤戸コース 春から夏にかけてみられる鳥
藤戸寺の山門下からスタートする「藤戸コース」は全長もそれほど長くないですが、林あり溜池ありと、山鳥も水鳥も観ることのできる入門的コースです。
そろそろ冬鳥が去り、夏鳥がやってくる季節になってきました。
藤戸コースを周ったときの くらいふブログ 倉敷の探鳥コース_藤戸
キビタキとオオルリはどちらも夏鳥として日本へやってきます。
非常にかわいらしい外見ですが、とても小さいのでなかなか簡単に見つけることはできないかもしれませんね。一回行ったくらいで観れる人はかなりの幸運ですので、くじけずに二度、三度と足を運んで、お目当ての鳥たちに会いにいってくださいね。
こちらは残念ながらバードカービング作品のなかったものですが、同じく夏鳥として飛来するセンダイムシクイです。
オオルリやキビタキと比べると派手さが足りないかもしれませんが、実にきれいな鳥です。
市の鳥カワセミとその仲間
倉敷市では水辺で暮らすカワセミを「自然と人間との共生のシンボル」として、平成15年3月に市の鳥に制定しています。
生活排水や工場排水などによる水質汚染により棲家を奪われつつあったカワセミですが、水質改善がなされ少しずつその姿を目にする機会も増えてきています。
藤戸コースには溜池もあるので運がよければ番のカワセミを観ることもできるかもしれませんね。
カワセミはブッポウソウ目という種類に分類されますが、ブッポウソウ目の鳥は見た目が良いからか、野鳥愛好家からの支持が高いようです。カワセミは市内のあちこちで観察することができますが、その他のブッポウソウ目の鳥は市外まで足を運ばないとなかなか見ることができません。
日本にいるカワセミ類の仲間のうち、最小のものが「カワセミ」で、最大のものが「ヤマセミ」です。エコライブラリーに展示しているバードカービング作品は、大きさもほぼ実物大ですので、ヤマセミの大きさにちょっとびっくりしてください。
自然史博物館・博物館友の会と連携しての観察会も予定しています。