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過去の展示内容

過去の展示内容

 時系列で以下に過去の展示内容を掲載しています。

市の鳥「カワセミを探そう」観察会で出会える野鳥

【展示期間】2月5日(金曜日)~4月1日(金曜日) ※土日祝を除く
 3月には、市の鳥「カワセミを探そう」観察会を予定していますので、今回のエコライブラリーでのバードカービング作品の展示は、そこで観察できそうな野鳥を集めてみました。
 会場は、環境省から「生物多様性保全上重要な里地里山」として選定されたところで豊かな自然が残っていて、カワセミ以外にもたくさんの野鳥に出会うことができますよ。
 また、中国自然歩道の瀬戸内ルート「倉敷の歴史文化を訪ねるみち」の一部でもあります。

倉敷市の鳥「カワセミ」

カワセミ(川蟬)  みなさんご存知の「カワセミ」。自然環境保全のシンボル的な存在として、いろいろなところで取り上げられています。
 倉敷市でも市の鳥に指定しており、年に一度はカワセミ観察会も実施しています。
 池や川に飛び込んで魚を捕る様子は一見の価値アリですよ。
カワセミ画像
(水島教室・秦菜穂子さん)

冬鳥と留鳥

ジョウビタキ(尉鶲)  今の時期は住宅地などにも訪れますので、少し気を付けていれば観察するのは難しくありません。
 オスはよく目立ちますが、メスはルリビタキのメスとよく似た姿をしています。見分けるポイントは、羽にある白い斑紋です。
 オスもメスも杭の上や、アンテナの上など割と見晴らしのよいところに留まっている姿をよく見かけます。
ジョウビタキ画像
(水島教室・原田八郎さん)
ツグミ(鶫)  こちらも冬鳥の代表格で、住宅地のそばにも訪れます。種子などを食べているのか、よく樹の根元をピョンピョンとはねながら移動しているのを見かけることができます。
 「キョキョ、キョキョッ」という声が聞こえたらツグミの姿を探してみてください。
ツグミ画像
(水島教室・辻孝一さん)
モズ(百舌)  名前の由来のとおり百の舌で鳴き真似をしたりするので、声で探すのは難しいかもしれません。
 モズは動物食で、見晴らしのよい樹の天辺などに留まって獲物を狙いますので、そういったポイントに注意して観察してみてください。
モズ画像
(水島教室・諸熊猛さん)
アオジ(青鵐)  こちらも留鳥ですが、ホオジロの仲間で、ホオジロなどと同じように草が茂ったところや樹の茂ったところなど、外敵に襲われにくい場所を好むようです。
 明るいところで観ると、顔の緑色や腹回りの黄色がきれいに観察できますが、なかなか出てきません。
 明るいところで観れたらラッキーな鳥です。
アオジ画像
(水島教室・三宅研治さん)

水辺の鳥

【展示期間】12月4日(金曜日)~2月5日(金曜日) ※土日祝を除く
 本格的な冬到来!と思いきや、12月になるとぽかぽかとした春の陽気を感じる日もありますね。農作物など春と間違って芽をだしてしまったものもあるようです。
 今年度から自然史博物館友の会との共催で溜川ウォッチングを行っています。
 玉島にある溜川公園にもたくさんの冬鳥たちが訪れていますよ。
 視界をさえぎるものがないのでカモなどの水鳥たちは観察しやすく楽しいですよ。 

倉敷市の鳥「カワセミ」

カワセミ(川蟬)  みなさんご存知の「カワセミ」。自然環境保全のシンボル的な存在として、いろいろなところで取り上げられています。
 倉敷市でも市の鳥に指定しており、年に一度はカワセミ観察会も実施しています。
 池や川に飛び込んで魚を捕る様子は一見の価値アリですよ。
カワセミ画像
(水島教室・秦菜穂子さん)

冬鳥として渡来するカモの仲間たち

コガモ(小鴨)  国内で観察できるカモの仲間では最小種の一つです。カモ類はオスは派手で見分けがつきやすいですが、メスの判別はなかなか難しいです。
 コガモは他のカモと比べて、一回り以上小さいのでよく分かりますね。  
コガモ画像
(水島教室・三宅研治さん)
 
オナガガモ(尾長鴨)  雄のオナガガモは名前のとおり尾が長く、ここに注目するとよく分かります。
オナガガモ画像
(水島教室・三宅研治さん)
ハシビロガモ(嘴広鴨)  こちらも名前のとおり嘴の幅が広いのが特徴です。嘴を確認できさえすればすぐに分かりますが、背中を向けていたり、休憩中は背中に頭を乗せて嘴が見えなくなっていますのでなかなか分かりません。
 カモというとカルガモの親子の行進などでハートフルなイメージですが、このハシビロガモは目力が鋭いですね。 
ハシビロガモ画像
(水島教室・三宅研治さん)
ヒドリガモ(緋鳥鴨)  頭頂部の黄白色と周囲の赤褐色がトレードマークのヒドリガモ。鳴き声も特徴的でとても大きな声で「ピヨー」とか「ピョー」と鳴きます。
 初めて聞いたときには猛禽類が空を飛んでいるのかと思ったほどでした。
ヒドリガモ画像
(水島教室・三宅研治さん)
アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥)  ヒドリガモの近縁種で、繁殖地も近接しているためかごく少数がヒドリガモの群れに混じって日本に渡来してきます。
 今年の溜川公園でも観察することができました。
アメリカヒドリ画像
(水島教室・三宅研治さん)
 <野鳥観察会のお知らせ>
 自然史博物館友の会との共催で溜川ウォッチングを開催しています。
 溜川ウォッチング自体は毎週金曜日に欠かさず行っていますが、そのうち第三金曜日は環境学習センターとの共催で、双眼鏡の貸出をしています。
 この日は望遠鏡の数も増えますので、行ってみようかなという方はまずは第三金曜日にどうぞ。
 詳しくはこちらから。
 http://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?menuid=26190#itemid91985

ホオジロの仲間

【展示期間】10月2日(金曜日)~12月4日(金曜日) ※土日祝を除く
 10月も半ばになると冬鳥たちが訪れ始めます。
 11月には児島の由加山で今年2回目の野鳥観察会を行う予定ですが、その際に観察できそうな鳥の予習をしておきます。 

ホオジロ

ホオジロ(頬白)  スズメとほぼ同じサイズで見た目もよく似ています。こちらは留鳥で市街地でも観かけることはありますが、少し山になったところの方が出会う機会は多くなります。
 スズメは頬に黒丸がありますが、ホオジロはその名のとおり頬に白い線が入っています。
ホオジロ画像
(水島教室・藤原忠一さん)

渡ってくるホオジロの仲間

アオジ(青鵐  ホオジロと同サイズですが、色合いはかなり異なります。
 人間の目には派手な感じに見えますので観察しやすいかもしれません。  
アオジ画像
(水島教室・浅野潔さん)
 
ミヤマホオジロ(深山頬白)  こちらもホオジロの仲間で、冠羽があるのが特徴です。
 冠羽と過眼線があると非常に精悍な印象を受けますが、食性は昆虫なども食べますが、植物食の傾向の方が強いようです。
 深山の名前のとおり、あまり開けたところには出没しないようなので由加山の野鳥観察の際にはぜひお目にかかりたいものです。
ミヤマホオジロ画像
(水島教室・米山清さん)
クロジ(黒鵐)  この鳥の方がなんとなく青っぽいのでアオジな気がしますが、クロジです。
 過眼線も頬のラインもなく地味な見た目の上に警戒心も強いため、なかなか観察しにくい鳥でもあります。
 クロジを見つけることができたら野鳥観察中級者を自称してもよい気がします。  
クロジ画像
(水島教室・原田八郎さん)

 11月の野鳥観察会は25日を予定しています。
 募集のお知らせは11月になってから、広報くらしき、環境学習センターHPなどで行いますのでぜひお申し込みください。

托卵する鳥・される鳥

【展示期間】8月7日(金曜日)~10月2日(金曜日)
 夏鳥たちも子育てを終え、雛も巣立つ時期になりました。
 早い鳥ではもう少しで日本を後にする鳥たちもいます。
 鳥の中にはその習性として、自分で子育てをしない鳥もいますが、外見が全く違うのになぜか托卵された側は別の種の雛を育ててしまいます。 

ホトトギスとウグイス

 

 

ホトトギス(杜鵑)  夏鳥として日本に渡来してきますが、自分で子育てをせず、ウグイスなどに托卵します。渡来する時期を少し遅らせて、托卵対象となる鳥が卵を産む頃にあわせて渡来しているようです。
 なんともまあずる賢いというか、マイナスのイメージがありますが、これも進化の過程で培ってきた動物の知恵なのでしょう。
ホトトギス画像
(水島教室・辻孝一さん)

 

 

ウグイス(鶯)  ホトトギスよりも一回り以上小さいウグイスですが、托卵されたことに気づかず雛が孵ってしまった場合には一生懸命よその子を育てることになってしまいます。
 雛はすぐに成鳥のウグイスと同じくらいの大きさになりますが、無事に育つまできちんと面倒を看てくれます。
ウグイス1
(水島教室・原田八郎さん)
 別の種の鳥に雛を育てさせることは、人間の感覚で考えると不思議な気がしますが、自然界の中ではいろいろな特性を持っていた方が種を残すことができそうなのでメリットが大きいのかもしれません。
 さらに不思議なのは、托卵されて大きくなった鳥はいつの時点で親鳥とは違う種類の鳥であると気づいて、同じ種の鳥と求愛をするのでしょうか。野鳥の研究はあまり進んでいないので、まだまだ不思議なことがたくさんありそうですね。

 色鮮やかな夏鳥として人気のあるオオルリ・キビタキも托卵されることがあります。
オオルリ(大瑠璃) キビタキ(黄鶲)
オオルリ・オス画像
オオルリ・メス画像
(水島教室・三宅研治さん)

キビタキ1
(水島教室・諸熊猛さん)
 「ジュウイチ」という鳥に托卵されることがありますが、これはエコライブラリーにある鳥の図鑑MOVEという図鑑のDVDにその様子が収録されていますので、機会があればぜひご覧ください。
 DVD付の図鑑は子ども向けですが、大人が見ても十分楽しめますよ。

夏鳥たちの訪れ

【展示期間】4月3日(金曜日)~6月5日(金曜日)
 また春の季節が訪れ、満開の桜を堪能できる時期がやってきました(雨で散った桜が多いのは残念ですが)。
 鳥たちも冬鳥と夏鳥の入れ替わりのシーズンになってきました。
 夏鳥の代表と言えば、ツバメでしょうか。「飛翔」というイメージそのままに俊敏に飛び交う姿をもう観察できた方もたくさんいることと思います。
 エコライブラリーでは色鮮やかな夏鳥と、春を告げる留鳥を展示しています。
 

春を告げる鳥

ウグイス(鶯)  「ホーホケキョ」と鳴く春を告げる鳥の代表格です。姿はわからずとも、ウグイスのさえずりを知らない方はまずいませんね。
 「鳴かぬなら・・・・ホトトギス」という言葉もあるように昔から親しまれている鳥ですが、実際には警戒心が強くさえずりはよく聞こえますが、その姿を人前に現すことはあまりありません。
ウグイス1
(水島教室・藤原忠一さん)
メジロ(目白)   名前の由来のとおり目の周りに白い輪のあるオリーブ色の鳥です。花の蜜や果実など甘いものが好きなようで、なおかつ他の鳥に比べて警戒心が薄いのか、庭先に好物を出しておくとよく啄ばみに来てくれる観察しやすい野鳥でもあります。
 カービング作品では好物の花の蜜や果実などを啄ばむ様子がかわいらしく再現されています。
メジロ画像
(水島教室・溝木宏さん)
 「ウグイス色」と聞いたときに、ウグイスの色ではなくメジロの色を思い浮かべる方は多いと思います。ウグイスとメジロを混同している方が多いようですね。
 どちらも春に目立つ鳥なのでそういった混同が起こったようです。
 実際に自分の目で見ることができれば、「ウグイス色」は灰色がかった緑色で連想できると思いますが、それでも美味しそうなのは抹茶色に近いメジロのような緑色ですね。 

色鮮やかな夏鳥たち

オオルリ(大瑠璃)  こちらも名前のとおり瑠璃色のきれいな鳥です。あまり市街地などでは観察できませんので、見たい方は山へと続く遊歩道や市の探鳥コースなどを散策してみてください。
 群れて行動する鳥ではないため簡単に観察できる鳥ではありませんが、自分の目で観察できると非常に感動的です。
オオルリ画像(雌雄)
(水島教室・三宅研治さん)
キビタキ(黄鶲)  漢字というのはよくできたもので、和名を見るとなんとなく鳥の姿が想像できますね。こちらも黄色の鮮やかな野鳥です。
 オオルリと同じく山鳥なので、市街地ではなかなか観察ができません。観察したい方は探鳥コースなどのんびりと散策してみてください。
キビタキ2
(水島教室・三宅研治さん)

身近にいる可愛らしい鳥たち

【展示期間】2月6日(金曜日)~4月3日(金曜日)
 暦の上では春が訪れていますが、まだまだ寒さも続いています。
 今の時期は鳥たちにとっても食糧が少ないつらい季節かもしれませんが、その分食事をとる時間が長くなり、私たちの目に留まる時間も長くなります。
 観察する側にとっては(寒いですが)楽しい季節です。

カラ類の小鳥

エナガ(柄長)  名前のとおり柄が長いのが特徴のかわいらしい鳥です。よく他のカラ類と混じって行動していますので、「一羽だけ違う姿の鳥がいるな」、と目につきやすいです。
 長さはスズメと同程度ですが、尾羽が長い分体はスズメよりもかなり小さめのサイズです。
エナガ画像
(水島教室・浅野潔さん)
ヒガラ(日雀)   日本にいるカラ類の仲間では一番小さな種類の鳥です。こちらは市街地や都市公園などではなかなか観ることはできません。
 針葉樹林など少し山に入ったところで観かけることができます。 
ヒガラ画像
(水島教室・三宅研治さん)
シジュウカラ(四十雀)  シジュウカラのオス・メスの番です。
 雌雄の見分け方は、胸のネクタイ幅の太い方がオス、細い方がメスと覚えてください。
 鳥の雌雄の見分けが比較的簡単にできる鳥の代表格ですね。
シジュウカラ(オス・メス)画像
(水島教室・三宅研治さん)
 カラ類の仲間は留鳥で、市街地の公園から山林まで広く分布しているので、いつでも観かけることができそうですが、実際にはあまり多くの群れをつくらないので目に留まりにくい鳥でもあります。
 混群している群れを観かけたときは、一羽だけ毛色の違う鳥に目が行きやすいですが、そのほかの鳥にも注目してみると、一度に3種類以上の鳥を確認できるかもしれません。

迷惑がられることもあるかも・ムクドリ

ムクドリ(椋鳥)  鳥の違いを意識せずに見ている人には、ハトかカラスにみえているのでしょうか。
 夕方には電線にたくさん集まって騒然としていることもありますね。何の鳥かわからなければ恐怖を感じるかもしれませんが、ムクドリという名前の鳥だとわかれば怖くもありません。
ムクドリ画像
(水島教室・諸熊猛さん)
 ムクドリはもともと河原の広葉樹や竹藪などにねぐらを求めて集まっていましたが、開発行為などでそういった場所も少なくなり街中の街路樹などに集まるケースが多くなっています。
 人間にとっては困ったことかもしれませんが、鳥たちは迷惑をかけようと思ってやっているわけではないので、許容できるところは許容して、鳥たちや他の生き物と共存している今の状態を「良し」として、物言わぬ隣人の居場所を奪わないようにしてほしいですね。

冬鳥の渡来

【展示期間】12月5日(金曜日)~2月6日(金曜日)
 師走に入ってから本格的に冬の寒さが感じられるようになりました。
 冬鳥たちも続々とやってきて、夏鳥たちとはすっかり入れ替わっています。
 自然観察へと出かけるには少しためらってしまいそうな寒さになっていますが、冬は野鳥観察に適した時期でもあります。
 なぜなら青々と茂っていた葉っぱも少なくなり、鳥たちの姿を隠す物がなくなるからです。
 防寒をきちんとして山や水辺へ出かけてみましょう。

美しき冬鳥たち

ルリビタキ(瑠璃鶲)  名前のとおり、瑠璃色の非常に美しい鳥です。四国や本州中部以北の高い山と北海道の針葉樹林で繁殖しているようで、倉敷には冬鳥として渡来します。
 探鳥コースでは由加山コースで観ることができるようです。
 こちらのバードカービング作品はオスです。
ルリビタキ画像
(水島教室・渡辺忠明さん)

キクイタダキ(鶎・菊戴)  ユーラシア大陸に広く分布する鳥ですが、その大きさは約10cmと日本国内では最小の鳥の1種です。
 その小ささゆえにカマキリなどに捕食されてしまうこともあるようです。
 日本全体では留鳥ですが、冬季に西日本へ越冬のために渡来するようですので市内でカマキリに食べられることはなさそうですね。
キクイタダキ画像
(水島教室・浅野 潔さん)
ジョウビタキ(オス) ジョウビタキ(メス)
ジョウビタキ(オス)画像
(雄雌とも水島教室・原田八郎さん)
ジョウビタキ(メス)
 体長は14cmほどでスズメよりやや小さいサイズの鳥ですが、中国側から海を渡って日本に訪れる冬鳥です。倉敷でもよく観かけることのできる鳥で、里山から続く農耕地など開けたところに単独で行動し、電線やアンテナなどにも止まるのでオスが止まっていればすぐに気が付きます。
 ちなみに漢字で書くと「尉鶲」となります。
ヒレンジャク(写真左・緋連雀)
キレンジャク(写真右・黄連雀)
 どちらもスズメ目レンジャク科の鳥でよく似た姿形をしています。見分けのポイントは目の横にある黒い縁(過眼線)が冠羽まであるのがヒレンジャク、短いのがキレンジャクです。
 スズメ目とはいえ精悍な猛禽を思わせる顔つきですが、実際には木の実をよく食べます。 
ヒレンジャクとキレンジャク画像
(水島教室・大森 一克さん)

 ジョウビタキは稲刈りの終わった田んぼの近くや街中、公園などで観ることもできます。
今回ご紹介したその他の鳥はやや山奥に行かないと観ることができないかもしれませんね。他にもいろいろな冬鳥たちが渡来していますので、普段見慣れない鮮やかな鳥たちが目に留まったら、少し足を留めて季節の変化を楽しんでみてくださいね。

冬鳥の渡来に先駆けて

【展示期間】10月3日(金曜日)~12月5日(金曜日)
 10月になり暑さもかなり和らいできました。生い茂っていた木々も少しずつ葉を落とし始めて鳥たちの姿も観察しやすくなってきます。
 11月頃から冬鳥たちが訪れ、留鳥でも山から下りてくるものもたくさんいます。
 自然観察に適した気候のうちに野鳥の観察始めてみてはいかがでしょうか?

 今回の展示は、くらしき市民講座「倉敷の野鳥を楽しむ」全2回のうち1回目の会場をエコライブラリーにて開催する関係で、藤戸コースで観察できそうな鳥の作品を展示しています。

冬鳥たちのおとずれ

アオジ ミヤマホオジロ 
アオジ1
水島教室:三宅研治さん
ミヤマホオジロ1
水島教室:辻 孝一さん
 どちらもスズメ目ホオジロ科の鳥です。非常にかわいらしく、ミヤマホオジロはトサカ頭が特徴的ですね。
ヤマガラ シロハラ
ヤマガラ画像
水島教室:諸熊 猛さん
シロハラ画像
水島教室:浅野 潔さん
 今回展示している鳥の中では一番小さいのがヤマガラで、大きいのはシロハラです。みな冬鳥として日本へ渡ってきますが、みなさんはこの冬の間に観察することができるでしょうか?

モズ 「モズのはやにえ」という言葉で有名なモズ(百舌)は留鳥ですが、名前は知っていても姿はわからない方もたくさんいそうですね。
 漢字の百舌とは、いろいろな鳴き声を真似るところからきており、古くから馴染みの深い鳥でもあります。
モズ画像
水島教室:小石想一さん

 倉敷の探鳥コースのうち、藤戸コースではこれらの鳥の他にもたくさんの鳥を観ることができます。全長も短い入門的コースですので、野鳥観察を始めたい方はここから始めるのがおススメですよ。

市内で観れる夏鳥3種と留鳥1種

【展示期間】8月1日(金曜日)~10月3日(金曜日)
 7月中旬から本格的に夏の暑さが到来しました。夏鳥として渡ってきた鳥たちも繁殖をおえ、ヒナたちも巣立ちを終えたころでしょうか。
 夏鳥はそろそろ本格的に渡りの準備を始め、夏鳥と冬鳥の交代の時期もそろそろ近づいてきました。

夏鳥3種(オオヨシキリ・コチドリ・ヤブサメ)

オオヨシキリ コチドリ
オオヨシキリ画像
水島教室:諸熊 猛さん
コチドリ画像
水島教室:浅野 潔さん
ヤブサメ どの鳥も非常に愛らしい鳥です。
オオヨシキリとコチドリは、市の探鳥コースのうち円通寺コースで、ヤブサメは由加山藤戸コースで観察することができるようです。
オオヨシキリ、ヤブサメはその名の由来が示すようにヨシ原の中や藪の中に潜んでいることが多いので見つけるのは難しいかもしれませんね。
ヤブサメ画像
水島教室:三宅 研治さん

留鳥1種(トラツグミ)

トラツグミ 倉敷ではトラツグミは留鳥ですが、冬場に由加山コースで見つけやすいようです。
「ツグミ」という鳥の名は聞いたことがあると思いますが、こちらは冬鳥として日本へやってきます。
鳥たちは季節の移り変わりに人間よりも敏感ですので、その姿を見かけることでこちらも季節の変化を感じることができます。
トラツグミ画像
水島教室:小石 想一さん

夏場のバードウォッチング

 夏場は暑さが非常に厳しいので、日中に観察に出かけると熱中症の危険もありますので、暑さ対策は必須です。
 また木々も葉をたくさん茂らせているため、鳥たちにとっては隠れる場所がたくさんあるので観察する側にとっては残念ですが、なかなか観かけにくい時期でもあります。
 この時期は姿は見えずとも、鳥の鳴き声を聞いてその存在を確認できればよしとしましょう。ただ、セミの声の方が大きすぎて鳥の声さえも聞けない時もあるかもしれません。

 10月に展示内容を更新する際には、少し季節を先取りして冬鳥を展示します。10月、11月と行楽シーズンで気候も良いので、早目に冬鳥の予習をして姿を覚えたうえで野外で観察してみましょう。

普段観かけているかも「カワラヒワ」と市の鳥カワセミ

【展示期間】6月20日(金曜日)~8月1日(金曜日)
 くらしき環境フェスティバルに引き続いて開催していたバードカービング&野鳥画展で、かわいらしい小鳥のバードカービング作品や雄大な猛禽類の絵に感嘆の声を漏らす方は多数おられましたが、カワラヒワも珍しい鳥だと思っている方が多くおられました。
 珍しいか珍しくないかと言えば、倉敷市内では「珍しくはない」鳥の一つです。
 カラス、ハト、スズメの次くらいによく観かける鳥だと言っても過言ではないでしょう。

カワラヒワ

カワラヒワ  
カワラヒワ1 カワラヒワ2

 

 スズメとほぼ同じ大きさで遠目には茶色がかった色合いのため、関心がない人には「スズメ」と認識されているのではないでしょうか。羽根に混じった黄色が特徴で、翼を広げた姿を観ることができればその違いは一目瞭然です。

カワラヒワ3
 植物の種子などを好んで食べるので、地面に下りていることが多いためなかなか飛翔している姿を観ることは難しいかもしれません。カワラヒワだと気づくことができれば、遠くからそっと観察して、翼を広げるまで待ってみるのもバードウォッチングの楽しみの1つですね。
   

市の鳥カワセミ

 

  市の鳥「カワセミ」は前回から引き続いての展示です。
 カワセミの雌雄の見分け方は嘴の色ですが、今エコライブラリーには雌が1羽に対して雄が2羽います。そのうち1羽の雄は魚を捕まえていますので、そろそろ求愛行動が始まるのかもしれませんね。

カワセミ  
カワセミ1 カワセミ2

 

 倉敷市では水辺で暮らすカワセミを「自然と人間との共生のシンボル」として、平成15年3月に市の鳥に制定しています。
 生活排水や工場排水などによる水質汚染により棲家を奪われつつあったカワセミですが、水質改善がなされ少しずつその姿を目にする機会も増えてきています。
カワセミ3

春から夏にかけて観察できる鳥・市の鳥カワセミとその仲間

【展示期間】4月4日(金曜日)~6月7日(金曜日)
 今回は、春から夏にかけて観察できる鳥をピックアップしました。
 探鳥コースのうち藤戸コースだと見つけやすいかもしれません。
 また、4月29日に予定している「市の鳥カワセミを探そう」観察会と、5月に予定している「ブッポウソウ観察会」にちなんで、ブッポウソウ目のブッポウソウ・ヤマセミ・カワセミも展示しています。

藤戸コース 春から夏にかけてみられる鳥

  藤戸寺の山門下からスタートする「藤戸コース」は全長もそれほど長くないですが、林あり溜池ありと、山鳥も水鳥も観ることのできる入門的コースです。
 そろそろ冬鳥が去り、夏鳥がやってくる季節になってきました。

 藤戸コースを周ったときの くらいふブログ 倉敷の探鳥コース_藤戸 

キビタキ   オオルリとキビタキ
 キビタキ3
水島教室:原田八郎さん
 オオルリ(左)とキビタキ(右)
水島教室:藤原忠一さん

 キビタキとオオルリはどちらも夏鳥として日本へやってきます。
 非常にかわいらしい外見ですが、とても小さいのでなかなか簡単に見つけることはできないかもしれませんね。一回行ったくらいで観れる人はかなりの幸運ですので、くじけずに二度、三度と足を運んで、お目当ての鳥たちに会いにいってくださいね。 

 こちらは残念ながらバードカービング作品のなかったものですが、同じく夏鳥として飛来するセンダイムシクイです。
センダイムシクイ 
 センダイムシクイ画像
 オオルリやキビタキと比べると派手さが足りないかもしれませんが、実にきれいな鳥です。

市の鳥カワセミとその仲間

カワセミ ヤマセミ 
 カワセミ画像1
水島教室:三宅研治さん
 ヤマセミ画像2
水島教室:三宅研治さん

 倉敷市では水辺で暮らすカワセミを「自然と人間との共生のシンボル」として、平成15年3月に市の鳥に制定しています。
 生活排水や工場排水などによる水質汚染により棲家を奪われつつあったカワセミですが、水質改善がなされ少しずつその姿を目にする機会も増えてきています。
 藤戸コースには溜池もあるので運がよければ番のカワセミを観ることもできるかもしれませんね。

 カワセミはブッポウソウ目という種類に分類されますが、ブッポウソウ目の鳥は見た目が良いからか、野鳥愛好家からの支持が高いようです。カワセミは市内のあちこちで観察することができますが、その他のブッポウソウ目の鳥は市外まで足を運ばないとなかなか見ることができません。

 日本にいるカワセミ類の仲間のうち、最小のものが「カワセミ」で、最大のものが「ヤマセミ」です。エコライブラリーに展示しているバードカービング作品は、大きさもほぼ実物大ですので、ヤマセミの大きさにちょっとびっくりしてください。

 自然史博物館・博物館友の会と連携しての観察会も予定しています。

まちなか・まちの近くで観れる小鳥

【展示期間】2月7日(金曜日)~4月4日(金曜日)
 今回は、誰でも名前を知っているスズメ目の仲間を集めてみました。 
スズメ  ツバメ 
2羽のスズメ ツバメの親子
ハクセキレイ キセキレイ 
ハクセキレイ画像 キセキレイ画像
 スズメやハクセキレイは街中で年中観ることができます。
 ツバメは冬場は東南アジアやオーストラリア北部で過ごし、冬が終わり春が来ると日本へやってきます。
 キセキレイは街中よりも森のある水辺の周辺に生息していますが、群れで生活しないためなかなか見つけることができません。
 キセキレイ1 岡山バードカービングクラブ(水島教室)のみなさんに作品を展示していただいております。
写真でパッと見るだけだと、本物かカービング作品なのか分からないですね。
大きく口を開けているツバメの親子などはピーチクピーチクと鳴き声も聞こえてきそうです。 スズメ画像
(写真をクリックすると、もう少し大きな画像が別画面で開きます)