課題解決モデル事業

課題解決モデル事業

令和5年度課題解決ワークショップを開催しました

テーマ ①地域において孤独・孤立の状態にある方の理解・支援について(福祉援護課)
    ②食品ロス削減のための市民・NPO・行政の役割について(一般廃棄物対策課)

<第1回目>
日 時 令和5年8月31日(木) 9:30~12:00
会 場 倉敷市役所本庁舎10階大会議室
参加者 37名(市民7名、関係団体・機関16名、行政関係者7名)

<第2回目>
日 時 令和5年10月5日(木) 13:30~16:00
会 場 倉敷市役所本庁舎2階207会議室
参加者 31名(市民9名、関係団体・機関14名、行政関係者14名)

概 要
 このワークショップは、倉敷市の社会課題について、年齢、所属などを問わず、様々な人が集まり、それぞれの問題意識や情報を交換し合いながら、解決への取り組みを協働で考える場です。今年度は例年と少しやり方を変え、同じテーマで2回開催し、より深く議論しました。いずれも、コミュティ協議会、市民活動団体関係の方及びNPO職員等、多くの市民の方にご参加いただきました。

<第1回目>
 まずは、岡山NPOセンターの石原達也氏による課題テーマに対する情報提供・ワークショップの進め方の説明があり、続いて担当課によるテーマ出題に至った経緯・理由、問題背景についての説明がありました。その後、テーブルごとに自己紹介をした後、実際に意見交換に入りました。孤独・孤立のテーブルでは、孤独・孤立に至る背景や当事者の立場により場合分けをしたうえで、それぞれの状況に応じて原因を整理し、誰が何をできるかを考えました。食品ロスのテーブルでは、生産・製造・流通・消費の各ステージにおいて、ロスを出さないために何ができるかを考えました。それぞれ参加者全員で付箋に書いて発表し、その後、カテゴリーごとに意見をまとめていきました。

 

第1回目の様子

 

<第2回目>
 第1回目の孤独・孤立のテーブルでの意見交換の結果、解決へのアプローチとして、①行政の立場として何ができるか、②地域資源を活用して何ができるか、の2つに分類できたため、第2回目はこの2つでテーブル分けを行い、それぞれ前回の振り返りをした後、具体的な解決策について意見を出し合いました。また、食品ロスのテーブルでは、前回の振り返りをした後、新メンバーを交えて、①市民と関係団体・機関がより繋がりを持つにはどうしたらいいか、②何か新しい取り組みができないか、の2点について意見を交わしました。その後、それぞれのテーマについてまとめた内容を発表し、共有して終了しました。
 限りある時間の中、活発な意見交換もさることながら、市民と関係団体・機関、または関係団体・機関同士という横の繋がりもたくさんできたようです。今後もこのように、何かのきっかけで「協働」が生まれるようなイベントを行っていきたいと思います。

第2回目の様子

 

参加いただいた皆様、ありがとうございました。