基本理念

・市民に信頼される地域の中核病院を目指す。

・人間味あふれる温かな医療を実践する病院を目指す。

「安心の医療」

医療の透明性と説明責任が果たされていること、つまり、患者様はご自分がどんな検査をされ、いかなる治療を受けているのかが見えている 必要があります。その治療はどれほどの効果があり、他に方法がないのかの説明を受ける権利があります。医療は人の命を預かるという究極のサービス業ですか ら、その内容が不透明であれば行為自体が正当性を持ちません。医療スタッフは、患者様に行う医療行為を十分説明したうえで、納得していただくことが不可欠で す。つまり、「インフォームドコンセント」が基本です。

「安全な医療」

医療の質が確保されていること、すべての診療科において、現代医学が求める医療水準を十分満たしていること、第三者が妥当と認める標準 的な医療がなされているということが必要です。その上で各医師の得意分野、専門分野において、最新の知識と高水準の医療技術をもって、高度先進医療を行うこ とが病院のステータスを高めます。

「人間味あふれる温かな医療」

人間味あふれるとは、人に与えられた特権である感動を相手に与え、また、与えられるような生活を送ることではないでしょうか。患者様と医療スタッフが共感し合えるような温かな医療を行う病院を目指します。地域の皆様が健康で、病院スタッフも働きがいがあり、みんなが幸せであるようなアットホームな 病院でありたいと思っています。


以上の「安心」、「安全」、「温かな医療」をすべての職員が認識し、力を合わせて、継続性をもって実践すれば、周辺および地域の市民に信頼される中核病院になれると考えます。

基本方針

・市民が利用しやすくかつ患者中心の良質な医療を公平に提供するよう努める。

・地域の中核病院として市民のニーズに応え、初期・二次救急医療、小児の夜間救急の充実に努める。

・採算性を求めることが困難である救急医療、周産期医療、小児医療を提供し、公立病院として地域医療の確保に努める。

・市民の健康保持と福祉の増進を図るため、予防医療の充実に努める。

・地域医療の向上のための病診連携を図り、病床の一部を開放病床とする。

・病院の健全経営に努め市民の信頼に応える。

・疾病構造の変化に対応し得る医療体制の整備に努める。