はじめに・・・
当院は、倉敷市唯一の公立病院として、地域の開業医の先生方や保健・福祉機関と緊密に連携するため、平成14年11月1日から地域医療連携室を開設し、現在、医師1名、看護師2名、社会福祉士(医療ソーシャルワーカー)4名、事務員2名で業務を行っています。
スタッフ紹介
室長 出口 静吾 (医長)
主幹 深井 裕一郎 (MSW)
副主任 尾崎 典枝 (MSW)
副主任 木村 亜希子 (MSW)
副主任 梅津 奨 (MSW)
石井 文子 (看護師)
三宅 千恵子 (看護師)
谷口 明美 (事務)
小池 治子 (事務)
地域連携室の業務
(1)連携業務
- 転院相談受付(面接、受入調整)
- 地域医療機関等への紹介依頼・予約
- 地域医療機関からの紹介患者さまの返書管理・報告書送付・保管
- 開放病床に関する業務
- 外来診療予定表等の発送
- 地域医療機関(施設等)に対する広報業務
- 紹介患者(受入れ・転院)の科別統計業務
- 地域医療機関への訪問
(2)外来及び入院患者に対する相談業務
- 入院案内、入院調整
- 医療に関する各種社会保障制度の紹介、申請補助、調整
- 各種社会資源の紹介、調整
- 関係機関(各種施設、病院等)の紹介、調整
- 在宅ケアに関する相談(介護保険)
- 経済的な説明
(3)退院援助の業務
- 転院のための医療機関、退院後の社会福祉施設等の選定援助
- 在宅サービスの情報提供並びに関係機関のサービス活用援助
- 退院後の住環境問題解決のための援助
- 退院後の社会復帰援助(関係機関との連携等)
- 在宅復帰支援
医療福祉相談
予期せぬ病気になってしまうと、病気に対する不安と生活上の様々な問題が出てくる場合があります。看護師や医療ソーシャルワーカーといった専門職が、医療・福祉の両面から、患者様・ご家族の抱える心配事の相談に乗り、共に考え、解決に向けてお手伝いをさせて頂きます。
どんな相談にのってくれる?
- 受診、入院の相談
- 退院後の生活・行先相談
- 在宅介護に不安がある
- 介護保険制度について知りたい(ヘルパーの利用方法、ケアマネとは、など)
- 医療費・生活費が心配だ
- 不安なことがあり、誰かに話を聞いてもらいたい
- その他の福祉制度の利用方法について知りたい など
入院、外来は問いません。主治医、看護師に依頼して頂くか、総合受付にてお声かけ下さい。お電話でも構いません。
利用時間
- 平日:9:00~17:15
- 土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。
- ゆっくりお話をお伺いする為、お電話での予約をお願いすることがあります。
- 医療相談の利用は原則無料です。
- 相談内容については、秘密を厳守致します。
紹介患者様の外来診療予約の開始について
平成26年7月1日より、紹介先の医療機関より診療情報提供書(紹介状)をご持参のうえの外来診療である「紹介初診患者様」の外来予約を開始させていただきます。 なお、当面は医療機関からの予約対応とさせていただき、直接患者様やご家族様からの予約は応需できません。あしからずご了承ください。詳細な説明や予約専用の書式は下記をご参照ください。
当院への「セカンドオピニオン相談」を希望される方へ
当院では緩和ケアをより身近なものとなるよう普及・啓発活動を実施しております。
緩和ケアに関する相談体制を更に充実させるために、平成27年10月より、「セカンドオピニオン相談」を開始しました。「セカンドオピニオン」とは「患者さんが納得のいく治療法を選択できるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めること」とされています。
当院では完全予約制でセカンドオピニオン相談に対応いたします。お申込の際の注意点は、
(1)健康保険が使えません:弁護士のする法律相談と同様と解釈してください。
(2)治療や検査はできません:あくまでも「相談」のみの対応であり、「外来」という表現は誤解のもととなるため、当院では利用していません。
(3)事前の情報提供が必須:紹介状や検査数値、CTなどの病状に関する情報が事前にない場合は十分な相談の対応ができません。
なお、セカンドオピニオン相談の詳細は下の参考資料をご覧いただくか、地域医療連携室にご相談ください。
参考資料
他医療機関でのセカンドオピニオンを希望される方へ
他医療機関でのセカンドオピニオンを希望される方は、ご相談ください。他医療機関のセカンドオピニオン外来等について、情報提供させていただきます。ご相談の際は、以下の点にご注意ください。
(1)セカンドオピニオンを希望される医療機関へは、基本的に患者さまご自身で連絡を取っていただきます。
(2)セカンドオピニオンを受ける際は、保険外診療となります。費用は各医療機関によって異なりますので、事前にご確認ください。
(3)セカンドオピニオンを希望する旨を担当医に申し出たために、今後の治療等で患者さまが不利益を被ることはありません。何か不安なこと等がありましたら、外来看護師や地域医療連携室にご相談ください。
「児島医師会 脳の健康パスポート」とは?
「児島医師会 脳の健康パスポート」とは当院をはじめ地域の開業医の先生で構成する児島医師会と川崎医科大学・神経内科医局と共同で開発された、地域医療連携パスです。 専門医療を担う医療機関やかかりつけ医、介護や福祉を担う事業所との情報共有に役立つだけでなく、患者様本人・ご家族様の意思表示にも役立つ書式となっています。下記からダウンロードできますので、ご自由にご利用ください。
地域医療連携室への連絡・お問合せ先
〒711-0921 岡山県倉敷市児島駅前2丁目39番地
倉敷市立市民病院 地域医療連携室
業務時間
月曜日~金曜日 8時30分~17時15分
電話
086-472-8111(代表)
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メール
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