講習1(総論)-B
日時 : 平成29年12月15日(金曜日)15時半~17時
タイトル:「バリアフリーのひと・まちづくり」
受講者: 28名
◆大阪大学名誉教授の新田保次氏が講演。まちには、狭くて段差のある歩道、目の不自由な人が渡れない横断歩道、車いすが通れない改札口…など様々な「移動のバリアー」が存在しており、国では「交通バリアフリー法」や「バリアフリー新法」を制定し、高齢者、障がい者等の移動の円滑化に努めていること等を解説されました。
◆また、倉敷市においては特に、歴史的景観地区でのバリアフリー化の実現を目指して、地区住民・事業者・障がい者団体・行政の協働により「美観地区バリアフリー推進会議」を設置し、取り組んでいること。さらに、ハードで対応できない部分をソフトで充足する「おもてなしマイスター制度」の意義などを分かりやすく話してくださいました。
◆講演の合間には「点字ブロックが敷設された最初の都道府県は?」「突起があるのはシャンプー、リンスのどちら?」など10問のクイズが織り交ぜられており、受講者らは頭をリフレッシュして楽しみながら考えていました。
