平成30年から、倉敷芸術科学大学芸術学部と倉敷未来プロジェクトが共同し、岡山県表具内装協会の協力を得て、オリジナル屏風を制作してきました。
完成物の展示、倉敷屏風祭への参加を通じて地域活性化におけるアートの役割を考察すると共に、伝承者が少なくなりつつある和紙などの伝統素材や、それらを使う伝統技術、表現形式を学んでいます。
制作は 6 年目、倉敷屏風祭への展示は、4 回目(令和 2・3 年は倉敷屏風祭が中止)となります。これまでの取組で屏風制作マニュアルが完成したため、現在は学校関係者のみで制作できるようになっています。屏風を作り、絵を描いて倉敷屏風祭に参加したことは、学生にとって倉敷での貴重な経験となっています。
なお、倉敷屏風祭以外への展示は、令和 4 年度だけでも、倉敷市・サンクトペルテン姉妹都市提携 65 周年記念展(加計美術館)、倉敷四方屏風展(「アートのまち倉敷」のイベントの一環で市内 4 施設)、倉敷芸術科学大学後楽園屏風展(後楽園)、Power of Art from SETOUCHI (大三島美術館)など多数の実績があります。