〔倉敷市人権啓発マスコットキャラクター くーぴっとから皆さんへ〕
傷つく人や悲しむ人がいなくなって,みんなが“しあわせ”になればいいな
ぼくの名前は”くーぴっと”。倉敷にあるすてきな森で,仲間たちといっしょに暮らしている妖精だよ。
ニンゲンが大好きだから,しょっちゅうまちに出かけて,みんなの生活をながめたり,子どもたちといっしょに遊んだりしてるよ。でも,ぼくたちの姿は,ニンゲンには見えないんだ。だって妖精だからね。
えっ,ぼくについているハートは何かって? ここには”しあわせ”が入っているんだ。楽しい気持ち,やさしい気持ち,これってぜんぶ”しあわせ”って気持ちだよね?
”しあわせ”にはいろんな気持ちがあるよね。その気持ちを,みんなでだいじにして,もっともっとすてきなまちにしていこうよ。ぼくは,大好きなニンゲンの世界から,傷つく人や悲しむ人がいなくなって,みんなが”しあわせ”になればいいなって思っているんだ。
くーぴっと
ぼくの名前は”くーぴっと”。
倉敷にあるすてきな森で,仲間たちといっしょに暮らしている妖精だよ。
いつも元気いっぱい,好奇心いっぱいなんだ。
でも,ちょっとおっちょこちょいだけどね。
くーみん
私の名前は”くーみん”。
くーぴっとの妹だよ。
大好きなお兄ちゃんのうしろにくっついて,いろんなところに行くのがとっても楽しみ。
何でもお兄ちゃんと同じようにしたいのに,まだ小さいからうまくできなくって,ときどき泣いちゃうの。
ふじろー
くーぴっとの友達の”ふじろー”です。
趣味はズバリ勉強です。妖精の世界のことはたくさん知っていますから,何でも聞いてくださね。
ニンゲンの世界のこともいろいろ知りたいと思っています。
ニンゲンのみなさん,どうぞよろしくお願いします。
SNSはじめました!
もっとみんなに人権のことを知ってもらいたい!くーぴっとが住んでいるくらしきの森を飛び出してSNSを始めました。くーぴっとは、みなさんとの交流を楽しみにしているのでフォローをよろしくお願いします。
くーぴっとの名前
倉敷市人権啓発マスコットキャラクター”くーぴっと”の名前は,平川奈央子さんが考えてくださいました。「倉敷」と「キューピット」をかけあわせたもので,どんな人の間も取り持ってくれるキャラになりますようにという願いが込められています。
くーぴっとのデザイン
倉敷市人権啓発マスコットキャラクターは,堅苦しさ,難しさといったイメージが先行しがちな「人権」のイメージを払拭するとともに,若年層が受け入れやすく,親しみの持てるツールとして生まれました。このキャラクターのデザインは,若年層が人権について考える一つのきっかけとしてデザインを専門に学んでいる倉敷芸術科学大学のデザイン学科に依頼したところ,学生たちがさまざまなデザインを考えてくれました。その中から平成21年7月の人権問題講演会にて来場者による投票により,このキャラクターが選ばれました。このキャラクターは,人権を守るやさしい心(ハート)を抱く花をモチーフに擬人化したもので,渡辺奈々さんの作品です。