市民憲章第4回中国ブロック研修会に参加しました。
「市民憲章第4回中国ブロック研修会」が岡山県総社市で開催され,倉敷市民憲章推進協議会から15名が参加しました。当日は157人の参加者があり,津山市や福山市の団体からも多数参加されていました。
テーマ
「あたたかいまちをつくるために ~身近な市民憲章の実践~ 」
開催日時 令和元年9月12日(木曜日) 13時30分~16時30分
場所 岡山県総社市 国民宿舎サンロード吉備路
日程
市長あいさつ
総社市長 片岡 聡一
総社市事例発表
総社市民憲章を唱和・実践する会
会長 清水 男
講演「憲法から憲章へ(令和の時代のまちづくり)」
講師 計画哲学研究所 所長 三輪 真之氏
大会内容
総社市民憲章唱和
市長あいさつ:
片岡聡一総社市長から総社市民憲章に基づくまちづくり,特に憲章中の「明るい」
「あたたかい」をキーワードにひきこもりを支援する総社市のあゆみ,就労支援
等についてをメインにした35分間のお話があった。
総社市事例発表:
総社市民憲章を唱和・実践する会の清水男会長より,総社市民憲章における美しい環境,あたたかいまちづくり
に関連して,JR吉備線のLRT(次世代型路面電車)化のこれまでの取り組みや現在の状況,海外における
LRT化事例(フランス・ストラスブール,アメリカ・ポートランドなど)やLRT化に対する思いなどについ
てのお話があった。
講演「憲法から憲章へ(令和の時代のまちづくり)」
全国市民憲章運動連絡協議会アドバイザーの三輪真之氏より,市民憲章に基づくまちづくりについての御講演
があった。
内容:
令和という時代はいろいろなことが大きく変わっていく時代であり,それに対応するには本質を見極める
哲学が重要である。
哲学も,西欧的な哲学でなく,「世界の平和」と「人類の幸福」を実現するためには和の哲学が有用である。
和の哲学はカテゴリーを重視し,形あるものを重視する存在論的考え方と形の ない「心」や「信頼」と
いったものを重視する認識論的考え方に分けられる。
憲法や法令に基づく存在論的まちづくりではなく,「憲章に基づく認識論的まちづくり」,「憲章運動の
ネットワーク」が心正しい日本人を幸せにする「日本らしい日本」を復活させる。