旧第一合同銀行倉敷支店

旧第一合同銀行倉敷支店

きゅうだいいちごうどうぎんこうくらしきしてん

旧第一合同銀行倉敷支店

旧第一合同銀行倉敷支店の写真

種別: 市指定・建造物
所在地: 倉敷市本町
所有・管理者: 公益財団法人大原美術館
指定年月日: 平成30年12月10日

 旧第一合同銀行倉敷支店は,鶴形山の南麓に位置し,本町通りを挟んで倉敷公民館の南側,路地を挟んで有隣荘の北側にあります。大原孫三郎からの依頼により,後に大原美術館本館も手掛けた総社市出身の建築家,薬師寺主計が設計しました。

 倉敷市で本格的な西洋建築様式を取り入れた最初の建物で,外観はルネサンス風の様相を呈し,内部の営業室付近も平面計画に変更はなく,建設当時の姿を今も良く保っています。

 屋根の木造部と壁の煉瓦造,コンクリート造による混構造は鉄筋コンクリート造の構造基準が確立する以前の工夫された構造様式で,構造学的にも価値が高い建造物です。

【現地周辺の地図】