高梁川でつながる森・里・川・海の力2021について,次のとおり実施報告を致します。
記
開催日時:令和3年11月20日(土曜日) 10時00分〜16時30分
開催場所:高梁総合文化会館 他
参加者数:午前の部(セミナー) 28名
午後の部(エコツアー)21名
全体振り返り 18名
実施内容:
1. セミナー (高梁川流域の3市町から講師を招き,各自の取り組み等について発表)
講師 : 岡山県立矢掛高校「神楽がかり」の皆さん(矢掛町)
郷土芸能である備中神楽の活動について
講師 : ハブ ヒロシさん(高梁市)
有漢町での長蔵音頭の復元の取り組み等について
講師 : 天野 正さん(笠岡市)
笠岡市白石島での桑の実産業を繋いでいく活動等について
2. エコツアー
Aコース : 「ブッポウソウの世界へようこそ!」 案内人:黒田 聖子 氏 (高梁野鳥の会/清心女子高等学校教諭)
ブッポウソウの保護活動に至るまでの経緯や,全国的に見た岡山県内での状況について説明があり,
また講師自らの生態に関する研究からわかった,一連の子育て活動についての説明があった。
その後,高梁美しい森周辺で見られる野鳥の観察及び,保護活動の一環として設置された,
巣箱の見学や構造等の解説を行った。
ブッポウソウについての説明/野鳥観察の様子
Bコース : 「高梁市図書館の取り組みと変化・図書館紹介コース」
案内人:有富 哲矢 氏(高梁市図書館統括マネージャー・副館長)
高梁市図書館が目指す,「図書館を起点としたまちの活性化」や「未来につなぐ図書館」という館のコンセプト
について,具体的事例をまじえながらレクチャーを受けたうえで,ツアー形式により実際に館内を見学した。
また,通常では立ち入れない図書館のバックヤードの見学や,館内に併設され地域内外をつなぐ重要な交流拠点
として機能している観光案内所やカフェも見学した。
パワーポイントによる高梁市図書館の紹介/利用者の利便性を考慮した書籍分類についての説明
Cコース : 「備中高梁城下町散策 現代から見る江戸の町コース」 案内人:南 賀隆 氏 ((一社)高梁市観光協会)
講師の案内のもと,高梁市のまちの成り立ちについて説明を聞きながら,実際にまち歩きを行った。
また,古い空き家になった建物を活用し,地域外から移住される方が活動されており,
その中での魅力や苦労したことなどの説明を受けた。
備中高梁城下町散策絵図(発行者:高梁市)/空き家活用の説明
3. 全体振り返り
エコツアーの各コースの状況の共有や,今回のイベントを通して学んだことや感じたこと,今後の抱負について等を発表した。