屏風プロジェクト概要 倉敷美観地区で阿智神社の秋季例大祭にあわせ、町内の各家が格子戸を外し、屏風を飾り花を生け、訪れる人をもてなす倉敷屏風祭。 平成30年度に引き続き、倉敷芸術科学大学の学生が、岡山県表具内装協会員の指導を受けながら、自分たちのオリジナル屏風を作成、倉敷屏風祭に参加をしました。
7月19日 屏風作り 7月19日に屏風プロジェクトの屏風縁打ち付け作業が行われました。 屏風を制作しているのは、総合プロジェクト授業に参加している12人と日本画ゼミ生の5人です。 総合プロジェクト授業の参加者は、屏風一双を2人(片面を1人の作品として)、ゼミ生は1人で使用し、全員で11作品 を制作しています。 屏風は、表具内装協会の職人に伝統的な技法を教わるなど、木枠から作りました。 昨年度参加した学生もおり、経験を活かしながら作っていました。
7月26日 最終プレゼンテーション 7月26日に屏風プロジェクトの最終プレゼンテーションが行われました。 プレゼンテーションでは、完成した作品を前にコンセプトや取り組んだ感想などを説明しました。 「職人さんは簡単に作業するけど、やってみると難しい」「よい経験になった。次年度も授業があれば参加したい。」 などの感想がありました。 作品については、10月19日・20日の倉敷屏風まつりで展示を予定しており、学生が作品の説明を行います。 ぜひ、学生の作品を間近でご覧になってください。
10月19日・20日 倉敷屏風祭で展示 10月19日と20日の倉敷屏風祭で、学生が制作したオリジナル屏風12点を展示しました。 多くの観光客や地域の人が屏風を見に訪れ、学生らは自分たちの作品の説明をして交流しました。 学生にとって郷土の歴史・文化への思いを深める機会となりました。