建築後300年以上経った美観地区で最古の町屋です。南面2階の「倉敷窓」には防火用土扉がついており、倉敷が火災に悩まされていた時代の名残と言われます。
土間では屋根を支える「登り梁」や火と竈の神である「お土公さま」、店の間には水平に吊り上げて開閉する仕組みの「蔀戸」、台所では倉敷市指定文化財の「備前焼きの水甕」と「5連の竈」といった江戸時代の建築様式や生活ぶりがご覧いただけます。
データ
所在地・連絡先
倉敷市本町1-36 ☎422-0714
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
年末年始
(祝日、振替休日の月曜日は開館、翌日休館)
料金
小・中学生300円、大人500円、未就学児無料
交通
JR倉敷駅から徒歩13分
ホームページ
https://www.inoueke.jp/