倉敷市総合浸水対策基本計画

倉敷市総合浸水対策基本計画

背景

 近年の気候変動に伴い激しさを増した大雨によって、全国各地で大規模な水害が発生し、本市においても、平成30年7月豪雨は、未曾有の水害となりました。

 今後も、大雨の発生頻度の増加が懸念されることに加え、都市化の進展に伴う宅地化が進むなど、雨水を一時的に貯留し、又は地下に浸透させることができる土地が減少していることから、浸水被害の予防及び軽減を図るためには、総合的な浸水対策が喫緊の課題となっています。

 こうした状況を踏まえ、市、市民及び事業者がそれぞれの役割を果たし、一体となって総合的に浸水対策を推進することにより、市民が将来にわたって安心して暮らすことができるまちを実現するため、「倉敷市総合浸水対策の推進に関する条例」を令和4年4月に制定しました。

 

目的

 倉敷市総合浸水対策基本計画は、倉敷市総合浸水対策の推進に関する条例第7条に基づき、総合浸水対策の総合的かつ計画的な推進を図るために、総合浸水対策に関する基本的な計画を定めるものです。

 基本計画は、策定にあたって(第1章)から始まり、倉敷市をとりまく状況(第2章)を述べ、浸水対策の現状(第3章)を示し、総合浸水対策に関する基本方針及び基本事項(第4章)を記します。さらに、浸水対策に関する取組(第5章)では、基本方針及び基本事項に沿った取組ごとの目標を具体的に設定することで、公助(公的機関による救助・援助)、自助(自分自身の身の安全を守る)、共助(地域やコミュニティなど周囲の人たちが協力して助け合う)を推進し、安心して暮らすことができるまちの実現を目指します。

 

倉敷市総合浸水対策基本計画

概要版(PDF)

 

表紙、目次(PDF)

第1章 計画策定にあたって(PDF)

第2章 倉敷市をとりまく状況(PDF)

第3章 浸水対策の現状(PDF)

第4章 総合浸水対策に関する基本方針及び基本事項(PDF)

第5章 浸水対策に関する取組(PDF)

資料編、用語集(PDF)

 

チラシ(PDF)

チラシ表チラシ裏

 

循環のみち下水道賞の受賞について

この度、倉敷市総合浸水対策基本計画の策定事例が、令和5年度(第16回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の「防災・減災部門」を受賞しました。


受賞事例

「行政・市民・事業者みんなが自分事として取り組む浸水対策」

激甚化する水災害に備えるため、流域に住むみんなが、自分事として、それぞれのできることに取り組み、地域の災害を防ごうという考え方である「流域治水」を推進するにあたって、市民や事業者の皆さまが、自分たちのできることを知って、実行していただくことが最重要と考え、その主たるツールとして「倉敷市総合浸水対策基本計画」を策定しました。(詳細は、下記の添付資料をご覧ください)

添付資料


国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」とは

健全な水循環、資源・エネルギー循環の創出など、下水道における優れた取組を、国土交通大臣が「循環のみち下水道賞」として表彰するものです。

詳細は、別添参考資料及び下記の国土交通省ホームページをご覧ください。