せきぞうふじとじごじゅうとうば
石造藤戸寺五重塔婆
種別: |
県指定・建造物 |
所在地: |
倉敷市藤戸町藤戸 |
所有・管理者: |
藤戸寺 |
指定年月日: |
昭和33年4月10日 |
藤戸寺は源平藤戸合戦で先陣の功をたてた源氏の武将, 佐々木盛綱ゆかりのお寺です。
この五重塔婆は藤戸寺本堂の北側に立っています。高さは約3.5m,花崗岩で造られており,最下段の軸部の四方には,宝生如来など密教系の仏の像が彫られています。
銘からわかるこの塔の造立は寛元元年(1243)で,岡山県下の銘のある石塔としては児島下の町にある総願寺跡宝塔に次いで古い作品です。
鎌倉時代前期の石塔の様式がうかがえる全国的にも貴重な作例の1つです。
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