ろっかくいしどうろう
六角石燈籠
種別: |
市指定・建造物 |
所在地: |
倉敷市玉島中央町1丁目(羽黒神社境内) |
所有・管理者: |
羽黒神社 |
指定年月日: |
昭和53年7月28日 |
玉島の羽黒神社本殿の両脇に立てられた花崗岩製の雄大な規模の石灯籠です。保存状況も良く完存しています。
円筒形の竿部と宝珠以外は,すべて六角形に統一されているのが特徴です。
双方とも竿部に「水谷出羽守勝美 元禄五壬申歳 奉寄進石燈籠 五月吉祥日」の銘が刻まれており,元禄5年(1692)水谷勝美により寄進されたことがわかります。
装飾のもつ雰囲気などもゆったりとしており,大名による寄進灯籠の典型といえます。水谷氏は勝隆・勝宗・勝美の3代にわたり,備中松山藩主をつとめ,新田開発や港の整備によって,玉島の発展につとめました。
羽黒神社は勝隆のとき,常陸国より勧請されたものです。
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