平成5年度(第1回)建築文化賞受賞建築物
伝統建築として一世紀の歴史を経て、大原美術館の増築にあわせて建物の改修
と増築それに庭園も修復された。
美観地区の大きな要素であり、研修そして茶会の場として市民生活に馴染み深く、
また観光客の安らぎのオアシスとなっていて回遊性にも役だっている。
幽玄な建物と付随する純日本庭園、玉砂利の小道、完成された美の様式であり、
安い料金で借りることができ親しみのある建物であるだけに、美しく改修なった喜び
は大きい。
天領の地倉敷の歴史を残しながら、さらに継承し精神性の高い空間としていつま
でも、旅行者や市民に、心和む倉敷景観の地であってほしい。
所在地 :倉敷市中央1丁目312-2
建築主 :倉敷市長
設計者 :(建築)(株)浦辺設計 (庭園)(株)トシプランニング
施工者 :(建築)(株)藤木工務店 倉敷支店 (庭園)(株)アキヤマ・(株)渡邊植物園
概要 :研修所 木造・地上1階
敷地面積 2,972.31m2
建築面積 431.15m2
延べ面積 421.90m2
完成時期:平成3年10月
建築年 :明治26年(既存)
(連絡先)公益社団法人 倉敷観光コンベンションビューロー
<注意>建築指導課は新渓園の連絡先ではありません。