高梁川酒津・清音地区河川改修事業着工式を開催しました

～第一期改修工事の完成から100年、さらに安心・安全な高梁川に～

国土交通省では、倉敷市街地を水害から守るために『倉敷市街地の安全・安心、文化を次世代へ繋ぐ高梁川酒津地区堤防強化・笠井堰改築事業』を、令和7年度からおおむね10年間で事業費約210億円をかけて実施します。この事業では堤防の整備・強化等を重点的に行い、災害の防止・被害軽減を目指します。

また、総社市清音地区においても、令和7年度から堤防整備を進めます。

これらの高梁川酒津・清音地区の河川改修事業の開始にあたり、5月18日（日曜日）に水江地内の高梁川河川敷で着工式を開催しました。

今後とも地域の安全・安心な暮らしを守るため、引き続き河川改修事業や堤防整備などに取り組んでまいります。

※第一期改修工事とは
高梁川は、江戸時代から明治時代にかけては、東西2つの流れに分かれており、水害が度々発生していました。明治25、26年（1892、1893年）の大洪水を契機に、高梁川の流れを現在の位置に一本化するため大規模な治水工事を行い、今から100年前の大正14年（1925年）に完成しました。