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2012/02/26

金重 陶陽「閑古鳥香炉」

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金重 陶陽「閑古鳥香炉」

昭和(戦前)
20.0×10.0×26.0cm/陶土

作品解説

金重陶陽の父・楳陽は細工物の職人として知られていました。陶陽は、幼少より父について備前焼を学び、20歳代で伊部を代表する細工師の一人として獅子や鳥などの細工物を手がけました。本作は陶陽が古備前を復興する以前、細工物の名手として活躍していた頃の作品で、箱書きの署名から30歳代頃の昭和前期の作品と考えられます。彩色備前は低温で焼成したのち彩色するため壊れやすく、現在確認できる陶陽の彩色備前はほんの数点に過ぎません。焼成後にすっきりとした線を出すために、数千本に及ぶ鶏の羽や足などの線を1本1本丹念にヘラで引いて描いています。

in 3:工芸