この講座は終了しました。
ベトナムでのマングローブ植林活動を通して、自然環境の保全の必要性についてお話をいただきました。
自然環境を再生する活動も重要ですが、再生する前には必ず破壊があります。
人の手でも破壊することはできますが、人の手で自然を再生することは多大な労力と時間が必要です。物事の優先順位をつけたときに、人の命は大切ですが、自然がなければそもそも生きものは生きていくこともできません。
これからの自然と人とのかかわりを考えていくうえで、心に留めておかなければならない大切なことを学ぶことができました。
当日の様子は
くらいふエコブログ「ベトナム戦争いきものたちの復興」 からどうぞ。
いきもの茶屋11回目!「ベトナム戦争 いきものたちの復興」
自然環境の「保全」と「再生」。
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お申込み・お問合せ
倉敷市環境学習センターまで電話、FAX、Eメールで。
TEL 086-440-5607
FAX 086-440-5605
mail keec@city.kurashiki.okayama.jp
※定員は申込先着30名です。
お早目にお申し込みください。
左の告知画像をクリックするとPDFファイルが開きます。
会場は、水島愛あいサロン西棟4Fのエコライブラリーです。 |
11回目を迎える今回の「いきもの茶屋」は、第1回目に講師をお願いした越山洋三さんを再度お招きしてお話をおうかがいします。

環境学習センターで実施した夏休み講座でも「昆虫採集」、「昆虫標本づくり」、「色鉛筆で描く野鳥画教室」の講師をつとめていただきました。分かりやすく、親しみやすく子どもたちにも大人気の「いきもの博士」です。

今回おはなししていただく内容は、タイトルにある通り、ベトナム戦争により失われたマングローブ林を再生しようとする活動のレポートです。
現地に赴き、植林活動や現地の人々との交流、そこで見たいきものたちの様子。
失われた自然を再生するためには、膨大な労力と遠大な時間が必要であること。
思い知らされる個々の人間の無力さと、同時に困難に立ち向かう人々の力強さ。

失われた自然環境を「回復する」のではなく、自然環境を壊さないように「保全する」取り組みが重要であることはみんなが知っていますが、生物多様性という観点からみたときに、私たちの周りにある自然は生物多様性を保持しながら、保全されているでしょうか。

(掲載している写真は越山氏がベトナムを訪れた際に撮影されたものです。)