姉妹校提携

姉妹校提携

カンザスシティ市の高校と姉妹校提携

Sister School Agreement Signing Ceremony  / February 2, 2006

調印式の写真

2006年2月2日(木曜日),倉敷市役所市民ホールにおいて,倉敷天城高等学校とザ・バーストー・スクール(アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ市)の教育連携姉妹校調印式が行なわれました。調印式では,ザ・バーストー・スクールのメアリー・ルー・パガーノ先生と,倉敷天城高等学校の山部正校長が協定書にサインし,古市健三倉敷市長が立会人署名を行いました。

倉敷天城高等学校は,平成17年度から5年間,文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(※1)」研究開発校に指定され,国際的に活躍できる科学技術系人材の育成に取り組んでいます。その一環として,海外に教育連携姉妹校をつくり,自然科学や科学技術を中心とした交流を図ることが,この教育連携姉妹校締結の大きな目的です。倉敷市の姉妹都市である,アメリカ合衆国カンザスシティ市内の高等学校との交流を,という倉敷天城高等学校の要望にザ・バーストー・スクールが応え,その後の協議の結果,この提携が実現しました。

この度の調印式にあたり,ザ・バーストー・スクールからは,姉妹校プロジェクトリーダーのメアリー・ルー・パガーノ先生,日本語教師で通訳のヒデコ・コシバ・シャックマン先生が来倉されました。両校は今後,生徒を相互派遣し,実験やフィールドワーク,家庭生活の体験などを行なう予定です。

調印式終了後は,会場を市長対話室に移し,なごやかな雰囲気で両校の交流会が行われました。まず,スライドを使いながらお互いの学校の特色や様子などが紹介された後,天城高校の生徒が4班に分かれ,手書きで作成したボードを使ったり,寸劇を交えたりしながら,科学について各班が調べた内容を英語で発表しました。

ザ・バーストー・スクールのメアリー・ルー・パガーノ先生は,「学校で男女の仲はいいですか?」などの生徒からの質問にも,ユーモアを交えて丁寧に答えて下さり,アメリカの授業形式についても,「アメリカでは授業そのものではなく準備が重要です。例を挙げると,歴史の教科書を次の授業までに50ページ読んで来なさいという課題を出し,授業では議論を行なうなど,先生と生徒が対話することを重視しています。」と説明をされました。また,大学入試や日本とアメリカの学生の違いについても聞くことができました。

メアリー・ルー・パガーノ先生は数学の担当をされていますが,オペラ音楽などもを専攻していたことがあり,交流会の最後にはすばらしい歌を披露されました。交流会終了後も,メアリー・ルー・パガーノ先生やヒデコ・コシバ・シャックマン先生を学生が囲んで話すなど,とても有意義な交流会となりました。

※1 スーパーサイエンスハイスクール
文部科学省では,総合科学技術会議科学技術人材専門調査会や科学技術・学術審議会人材委員会における提言を踏まえ,科学技術,理科・数学教育を重点的に行う学校を,平成14年度から「スーパーサイエンスハイスクール」として指定している。高等学校及び中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いた取組を大学等との密接な連携の下で推進し,将来の国際的な科学技術系人材の育成に資する研究開発を行なっている。