池田遙邨の世界

昭和東海道五十三次

26.舞坂(まいさか) 辧天島(べんてんじま)

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■タイトル 「昭和東海道五十三次 舞坂 辧天島」
■制作年 1931年
■作品寸法 24.0×36.0cm
■材質技法 絹本着色
■場所 静岡県浜松市西区
■解説 舞坂(舞阪)は浜名湖に面した小さな宿場であった。江戸時代、舞坂と新井(新居)間を渡る船の航路に沿って防波堤が作られると、砂が打ち寄せられてたまり、辧天島(弁天島)ができあがった。明治時代、辧天島に海水浴場が作られ、全国的に有名になった。
『舞坂(舞阪)では好きな砂丘に出た。鳶と鳥の大群、遠州灘の怒涛と浜名湖の鏡のような水面とが分かれる動と静の対象的な今切に小生は制作欲をかきたてられた。浜松の町にはなつかしい親友がいるので、小生はすたこら黄昏近い野道をいそいだ。』池田遙邨
 

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