ヨルダン通信Vol.6

ヨルダン通信Vol.6

ヨルダン通信 タイトル



JICA青年海外協力隊として、ヨルダンで経済市場調査の活動をしている松本香織(まつもと かおり)さんのレポートをお届けします。第6弾は10月2日に実施したヨルダンと倉敷の交流事業について報告します。

マルハバ!

日本はもうすっかり秋でしょうか。こちらも、やっと暑さが和らぎ、涼しくなってきました。首都アンマンでは、朝晩は寒いほどです。

さてさて、お知らせさせていただいておりましたが、10月2日、ヨルダンと倉敷の交流事業を、倉敷市国際交流協会、倉敷市役所の方々とともにさせていただきました。参加してくださった皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!

詳しくはこちらをご覧下さい
「ヨルダン倉敷交流事業~ヨルダンの友だちと文通しよう~」

こちらの参加者も、小学生・中学生の男女で、外国人と話をすることが(私を除いてですが)初めての子ばかりで、皆大興奮していました。交流事業では、実際にインターネットをつないで、倉敷の参加してくださった小学生・中学生のみんなと、こちらのこどもたちが直接挨拶や言葉を交わしました。こちらでは、みんな、「何を質問しようかな」「英語で、この言葉は何ていうの?」と大騒ぎ!

倉敷の子どもとおしゃべり
倉敷の子どもとおしゃべり
交流に参加したヨルダンの子どもたち
交流に参加したヨルダンの子どもたち

 

みんな、食べ物に興味があるらしく、「すきな食べ物はなんですか?」「昨日は何を食べましたか?」という質問が多かったです。

最後は、「歌を聞かせたい!」と言って、ヨルダン国歌と「大きな歌」を合唱しました。「大きな歌」はこどもたちのお気に入りで、毎週学校で行っている英語教室で、こどもたちと一緒に歌っています。

私が住んでいるゴールサ―フィーは小さな街で、インターネットも普及していません。外国人もいないので、情報量が非常に限られています。街から出たことのないこどもたちももちろん多くいます。そういった中なので、今回、倉敷の参加してくれた皆さんと直接話をすることができ、こどもたちにとって非常に貴重な機会になったと思います。

来週、ヨルダンに来てくれる妹を通じて、倉敷の参加者の方々からの手紙がこちらに届きます。みんな、楽しみにしているので、その様子をまたお伝えしたいと思います。



ミニコラム ヨルダン料理「マンサフ」

今回は、ヨルダンの代表的な料理「マンサフ」について、お伝えしたいと思います。

ヨルダンの料理は、パレスチナ、シリア、サウジアラビアが発祥のものも多いのですが、「マンサフ」はこれこそヨルダン!という料理です。もともとヨルダンは遊牧民が多い土地で、遊牧民発祥の料理なのです。

どんな料理かというと、ジャミードというチーズ・ヨーグルトを凝縮したもので羊の肉(山羊や鶏肉の場合もあります)を煮込み、その煮込み汁で炊いたご飯の上に、さらにジャミードをかけて、お肉をのせて食べるというものです。こう書くと日本人にはちょっと敬遠されそうですが(最初は私もそうでした)、でも、なんだか癖になってしまう味なのです。

マンサフ
マンサフ
結婚式のマンサフ
結婚式のマンサフ

 

ヨルダンでは結婚式やお葬式、何かお祝いの日には必ずマンサフを食べます。イスラム教の祝日である金曜日に食べることも多いです。マンサフは手で食べるのがヨルダン流です。

もうすぐイスラム教の祝賀、犠牲祭がやってきます。犠牲祭では、羊一匹を神の名のもとに屠殺し、一匹のお肉を丸ごと使ってマンサフを作ります。マンサフの中心には、羊の顔がのっています。羊が自分を見ているようでちょっと怖いけど、やはり味はおいしいです。

 



<国際課より>
国際課では松本さんへの励ましのことばや質問をお待ちしております。メッセージは国際課がお預かりし、松本さんへ届けます。
倉敷市はヨルダンで奮闘中の松本さんを応援しています。