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コスタリカ通信Vol.12

コスタリカ通信Vol.12

コスタリカ通信 タイトル



JICAシニア海外ボランティアとして、コスタリカで代替エネルギーや省エネ技術の指導をしている佐伯元(さえき はじむ)さんのレポートをお届けします。第12弾は奥様と二人で再スタートしたコスタリカ生活についてお伝えします。(2012年2月20日掲載)

2012年2月18日

佐伯元です。妻と二人でコスタリカの生活を始めてから、1ヶ月が経ちました。

コスタリカでの後半戦の仕事は2012年実行予算が承認され、いよいよ本格的な活動に入ります。あと1年余りの任期内にどれだけできるか分かりませんが、自分なりに精いっぱいやりたいと思います。生活面では妻と二人でいろいろ相談しながらやっていますが、生活のリズムができてきました。これから二人で協力しながら、コスタリカの自然を見たり生活を楽しみたいと思います。

1.大学

(1)仕事の計画
ここ1ヵ月間実行予算の審議等で活動ができませんでしたが、この間セミナー資料の改良や「2013年に向けての提案(夢の提案)」の具体化等に集中しました。3月からはUTNの5キャンパスを巡ってのセミナーやエネルギー診断等の仕事が本格化します。まず3月にはアラフエラのキャンパスでこの仕事をスタートさせることになりました。太陽光パネルの予算が通ったのかどうか未だにはっきりしませんが、まずやれることからキチンとやっていこうと思います。

(2)建物の改築
来年には再生可能エネルギーの講座ができるので、教室の改築が始まりました。私のいる建物でも増設工事が進んでいます。同時に中庭が日本庭園風に改造されるそうですが、どんな形になるか楽しみです。

2.生活

(1)コスタリカ生活への対応
今回も長旅の疲れと時差ボケが大変でした。私はだるさや眠さとの闘いで最初の2~3日は大変でしたが、1週間でほぼ前の生活リズムに戻りました。妻の方はもっと大変で、気候や食べ物の変化、言葉の問題も加わり、しばらく一人では外に出られない状態でした。最近はようやく落ち着いて町に出たり、旅行の計画を立てたりしています。

(2)家での食事
重い荷物を運ぶ必要があるので、二人でリュック・サックで買い物に行き、重いものを私が運搬しています。一人の時は、肉類もパック(600~800グラム)を買い、同じ料理を週に3回食べたりすることが多かったですが、今は妻がいろいろな料理を作ってくれるので、肉も店屋で必要な量を指定して買うようになりました。ほとんど日本の食材が揃うので、毎日日本とあまり変わらない料理を食べています。以前は昼食(大学食堂の料理)とあまり変わり映えのしない夕食でしたが、今は変化が出て食事も楽しめるようになりました。帰宅してから料理しなくていいのも助かります。

(3)外出
到着後10日目で二人でテニスに出かけました。妻はプレーもしましたが、JICAのボランティアやその奥さんから料理や買い物のこととか、日本との通信方法等について教えてもらい、随分助かったようです。私一人の時は外食に行くことも殆どありませんでしたが、妻が来てからは時々中南米料理や中華料理等に出かけるようになりました。またコスタリカの自然公園等で珍しい動物や植物を見るツアー等も計画しています。これは乾季(夏~4月まで)がチャンスなので、時期を逃さないようにしたいと思います。

(4)気候
本格的な乾季(夏)になっていました。日本が真冬だったので気温の変化が大きかったですが、対応は楽でした。さすがに赤道に近いので日差しは強いですが、暑さはたいしたことなく(最高気温は30℃位)湿度も低く(50%程度)過ごしやすいです。雨が長期間降らないので、大学の芝が一部変色しはじめました。

3.アラフエラ市内のバス事情

コスタリカに来て初めてアラフエラ市中心部行きのバスに乗りました。一人の時は首都のサンホセに行くときに市外行きのバスに乗りましたが、市内は歩いていました。コスタリカのバスは数十路線があり、たくさん走っているのにバス停がどこか解らない、ルート図がない、時刻表がない等不便だからです。大学までは3km弱ですし、市の中心部まで約1.5kmなので、運動を兼ねて歩いていました。しかし妻が来て歩いて見たら、坂が多いために市の中心まで20分強かかり、かなりのハード・ワークということが分かりました。妻のいる間タクシーにするという手もありますが、それでは面白くないし環境に良くないのでバスに挑戦しました。大学の人に聞いても、インターネットで調べても市内バスのルート図や時刻表はないようなので、直接バスを観察(アパートの近く、市の中心部でバスの動きを見る)した結果、あるバスがアパート近くを通り、市の中心部に行くことが分かりました。また、バス停はないものの、バスが止まる場所に黄色の目印があることが分かりました。これでなんとか妻がアパートのすぐ近くからバスに乗り、市の中心部に出かける際の交通手段が確保されました。そのうちに時刻表も作ろうと思います。

バス停の印
バス停の印
バスの車内
バスの車内

 

せえじゃけんどコスタリカ人はでえれえ国民じゃな。バス停はどこか分からん、時刻表やルート図もねえけど、みなちゃんと行きてえとこ行っとるんじゃけえのお。

4.妻のつぶやき

妻がコスタリカ生活を初めて1ヵ月経ちました。この間いろいろ感想をつぶやきました。そのいくつかを紹介します。

  • コスタリカはええねえ。夏やいうのにテニスしても余り汗かかへんし、朝晩は涼しいから助かるわ。
  • コスタリカは「環境先進国」とか、「中米のスイス」とか言うてるわりに、街にはごみが多いし、車の排ガスは臭いしがっかりやわ。
  • せっかくしんどい目をして来たんやから、コスタリカのええとこ十分に見て帰ろう。
  • 大きい野犬がうろついているから、一人で外歩くの怖いわ。
  • 魚の種類が限られてるし、生が食べられへんし、魚焼き器ないからあんまりいろいろ料理できへんわ。フライかムニエルくらいかな。




<国際課より>
国際課では佐伯さんへの励ましのことばや質問をお待ちしております。メッセージは国際課がお預かりし、佐伯さんへ届けます。
倉敷市はコスタリカで奮闘中の佐伯さんを応援しています。