モンゴルレポートVol.7

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モンゴルレポートVol.7

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JICAシニア海外ボランティアとして、モンゴル農協の組織経営・運営を指導している西進(にし すすむ)さんのレポートをお届けします。第7弾は日本モンゴル国交樹立40周年式典についてレポートします。

日本モンゴル国交樹立40周年式典が開催されました。2012年2月1日

今年は、日本とモンゴルが国交を樹立して40周年になるそうです。ですので、この1年様々な行事が企画されているそうです。

40周年記念ロゴ
40周年記念ロゴ
挨拶される清水大使
挨拶される清水大使

その第一段として、2012年2月1日に記念式典が、モンゴル外務省でありました。その式典のプログラムのひとつとして、モンゴルに住んでいる日本人・日本へ留学したことがあるモンゴル人・モンゴル文化教育大学で現在日本語を学んでいる学生・日本語を話す子どもの有志約50名が、即席の合唱団を作り、歌いました。私は歌は上手くないのですが、大きな声をだすと気分がスッキリしますので、参加させていただきました。

即席の合唱団
即席の合唱団
子どもからお年寄りまで
子どもからお年寄りまで

モンゴルの歌も歌うのでモンゴル語の練習にもなります。昨年の11月頃から週一回皆で、「新モンゴル高校」に集まり練習しました。滝廉太郎「花」・「雪の降る街を」や「鉄道唱歌」などを披露しました。「鉄道唱歌」がモンゴルでは、「女性開放の歌」として、少しテンポが違いますが、大分昔から歌われているそうです。付け加えますと、モンゴルでは3月8日は祝日です。「女性の日」です。この日は男性が女性のために食事を作るそうです。

式典には、白鵬関のご両親も出席されました。立っている女性がお母さん、真ん中に座っている方=勲章をつけておられる方が、お父さん。

白鵬関のご両親
白鵬関のご両親

 

1990年、社会主義からの体制変更直後、モンゴル社会が大変なとき、日本が素早くいろんな分野で支援をしたことが、その後のモンゴル人の日本への信頼のひとつになっているようです。昨年の東日本大震災のとき、モンゴルでもいち早く様々の形の支援が取り組まれ、本当に感激しました。私の活動先の職場「全国モンゴル農業協同組合連合会」でもすぐにカンパ活動が取り組まれました。

今モンゴルの社会は急激に変化しているようです。ウランバートルには、車があふれて朝夕の渋滞はかなりのものがあります。オフィスビルやマンションというかアパートなどが市内いたるところに建築中です。物価上昇もかなり激しい感じです。バス料金が、2年前は市内はどこまで乗っても200Tug(トグルク。1円=約17Tug)だったのが、少し前に400Tugになりました。肉の値段も上がっています。貧富の差の拡大・ウランバートル市内の煤煙・インフラ整備など、解決が迫られている課題も多いようです。

モンゴルには、中国・韓国の会社の進出が多いように見受けられます。今モンゴルでは炭鉱の開発が進みつつあります。また様々な鉱物資源もモンゴルは豊富です。それに対して、多くの外国資本が興味を示しているようです。日本も互恵の視点から、40周年を機に、モンゴルとの関係がもっと深まれば、と思います。

(2012年3月23日 記)

 

<国際課より>
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