ボツワナ体験記 Vol.01

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ボツワナ体験記 Vol.01

ボツワナ体験記 タイトル


JICA青年海外協力隊として、ボツワナで栄養士の指導をしている土井美希(どい みき)さんのレポートをお届けします。初回となる第1弾はボツワナに3ヶ月滞在しての感想について報告します。

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 7月3日にボツワナに来て3ヶ月以上が経ちました。栄養士としての活動が始まり、徐々に生活に慣れて来ました。余裕が出てきたので、この3ヶ月の間で分かった事、感じた事を書きたいと思います。

ボツワナ共和国

ボツワナの位置 ボツワナは地図のどこにある国か、ご存じですか?日本人には全く馴染みのない国だと思います。「ボツワナってどこ?」、「アジア?中南米?アフリカ?」などよく聞かれます。まず始めに今回は簡単に紹介したいと思います。
 ボツワナは面積58万1,700km、人口約203万人です。面積は日本の約1.5倍にもかかわらず、人口は岡山県とほぼ同じくらいです。そのように考えるとたくさんの広大な土地にもかかわらず、人が少ない国です。
 首都はハボロネで、首都では日本と変わらず、ほぼ欲しいものは何でも揃います。品質は別として。倉敷のイオンショッピングセンターのような規模のモールが首都にはあります。
 アフリカのイメージは、貧困・物がないというイメージがあるかもしれませんが、ボツワナでは日本人と変わらない生活をしている現地の人もいます。もちろん、貧困層もいます。特に地方ではよく貧困層がみられます。ボツワナで有名なものは、ダイヤモンド、牛肉です。
首都の様子  地方の様子街のスーパーの様子

気候

 南半球にあるため、日本と逆の季節です。10月~3月は雨季で暑く、4月~9月は乾季で寒いです。ただ日本とは違い1日の間でも気温差が激しいのが特徴です。朝夕はダウン・フリースを着て、昼間は薄手の長袖を着るという感じです。
 ちょうど今の時期10月は乾季から雨季に移り変わる間の時期なので、ダムで溜めてある水が少なく、たまに断水になります。早く雨が降って欲しいと願っています。

言語

  言語は英語かセツワナ語(現地語)です。ほとんどの人が英語を話す事が出来ます。ですが現地人同士の会話はセツワナ語です。たまにセツワナ語の中に英語が混ざって会話しています。
 ボツワナの中でも何種類かの言語があります。約80%のボツワナ人がセツワナ語を話しますが、私の活動地域はカラハリ語という言語を話す人達もいます。ほとんどの人が英語を話す事が出来るので、私と会話する時は英語で、会話してくれます。だから言語は全く通じないという苦労はないです。ですが英語、セツワナ語、カラハリ語の3種類が飛び交う場所なので、毎日勉強を頑張っています。

宗教

  キリスト教で、また各地域の伝統宗教もあります。私の配属先の病院では、会議の始めと終わりにお祈りをします。また配属先の同僚に「宗教はどこか」など聞かれました。日本人は、あまり宗教心がないので、宗教に関しては説明が難しいです。ですが日本の神社、寺、葬儀、お墓参りや行事について明したりします。

仕事

  私の職種は病院栄養士で、配属先は保健省のフクンチ初等病院です。ボツワナに17ある公立初等病院のひとつです。地域住民にとって身近な医療機関で、クリニックの医師の紹介からも患者が集まる中枢病院でもあります。一般病棟と産科病棟があります。ベッド数57床で一日当たりの平均外来患者数約80名です。主に今は栄養指導を行ったり、現地の食事について学んだりしています。
 配属先の病院 外観  配属先の病院 内観

生活

 現地の人の生活は、日本と違って早寝早起きです。基本的な勤務時間は7時30~16時30が一般的です。同僚に聞くと朝は4時、5時に起床し、夜は8時、9時には就寝しています。店は日曜日は閉まっています。大きい店は日曜日午前中のみ開いています。首都にいるボツワナ人は土日になると地方の実家などに帰省し、家畜の世話をすることが多いです。
 またボツワナ人はとても身だしなみを大切にし、私が思っていたより服装もきちんとしています。靴もいつもピカピカに磨いています。また入浴も1日に2~3回は入り、きれい好きです。
 現地の人の休日の過ごし方は、家畜の世話をしたり、家族や友人とたわいもない話をして過ごします。夜はブライ(BBQ)をする事が多いです。またブライでは火を起こしたりするのにボツワナ人は、火の扱いが上手に感じます。ボツワナ人は、日本人と違って休日はどこか旅行に出かけるという考え方はあまりなく、家族や友人と一緒にゆっくりと過ごすという感じです。ボツワナはゆっくりと時間が流れ、仕事も忙しくしていないです。その反面、仕事も中々動かず遅いこともあったり、仕事に来ない日もあります。金曜日は既にお休みモードに入り、昼から働きに来なかったりします。
 電気や水道は週に1、2回止まります。インターネットは遅く、地方では不安定ですが、出来ます。この様なことも含めて、日本と違うことがたくさんあり、いろんな発見もあり、楽しいです。

終わりに

 今回は、ここまでの報告にします。まだまだたくさん伝えたい事がありますが、これから少しずつ報告していこうと思います。

  

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<国際課より>
国際課では土井さんへの励ましのことばや質問をお待ちしております。
メッセージは国際課がお預かりし、土井さんへ届けます。
倉敷市はボツワナで奮闘中の土井さんを応援しています。