肝炎について

肝炎について

肝炎とは

◆肝炎とは、肝臓が炎症を起こし、肝細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなる病気です。
◆肝炎の原因はアルコールや薬物など様々ですが、日本では「肝炎ウイルス」の感染による「ウイルス性肝炎」が約8割を占めています。
◆肝炎ウイルスは、A型からE型肝炎まで5種類あると言われ、その中でもB型肝炎C型肝炎の2つのウイルスの感染者は全国で約350万人と推計されており、国内最大級の感染症と言われています。
◆肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、症状が現れにくい臓器で、放置すると徐々に慢性化し、肝硬変肝がんに進むことがありますが、早期発見すれば根治も可能です。

 詳しい情報はこちらへ 
 ⇒ウィルス肝炎財団法人のホームページ

感染経路

◆B型・C型肝炎ウイルスは血液、体液を介して感染します。
温泉、電車、食器の共用などの日常生活で感染することはありません。

ですから何度もウイルス検査を受ける必要はありません。
ただしB型肝炎ウイルスは性行為によっても感染するので、注意が必要です。

 

肝炎ウイルス検査

◆一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう
B型・C型肝炎に感染しているかどうかは血液検査で簡単にわかります。
肝炎ウイルスへの感染不安等により速やかに検査を希望する人などを対象に「肝炎ウイルス検査」を行っています。
※受診を希望される方は事前申請が必要です。
⇒事前申請窓口はこちら

 

【対象となる方】

倉敷市民の方で次のいずれかに該当される方
(1)健康増進法に基づき実施する肝炎ウイルス検査の受診が困難な者
(2)事業主または保険者が実施する健康診査で肝炎ウイルス検査の受診困難な者
※受診機会がある方はそちらを優先受診してください。
(3)肝炎ウイルスへの感染の不安等により速やかな肝炎ウイルス検査を希望する者

【検査内容】 
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス 

 

【検査実施場所】

倉敷市内の岡山県肝炎一次専門医療機関

肝炎ウイルスに感染していることがわかったら

◆肝臓専門医に相談しましょう。
 ウイルスに感染していても、肝臓の状態は人によりまちまちです。すぐに治療を受ける必要がない場合があります。検査で感染がわかったら、かかりつけ医を通じて専門医や専門医療機関に紹介してもらいましょう。

岡山県内の肝炎専門医療機関一覧(岡山県ホームページ)
岡山県肝炎相談センター(岡山大学病院内

肝炎ウイルス陽性者フォローアップ事業

肝炎ウイルス陽性者に対し本人の同意を得たうえで、初回精密検査費用及び年2回の定期検査費用(世帯の市民税課税状況による)の助成等を行います。
精密検査や定期検査の受診をしてもらうことで、ウイルス性肝炎患者の重症化予防を図ることを目的としています。

 

倉敷市肝炎陽性者フォローアップ事業のご案内(PDFファイル)
フォローアップ事業参加同意書(倉敷市版)はこちら

肝炎治療医療費助成制度

厚生労働省と都道府県では、B型及びC型肝炎のインターフェロン治療又はインターフェロンフリー治療、
B型ウィルス性肝炎の核酸アナログ製剤治療に対する医療費助成を行っています。

倉敷市の申請窓口はこちら
 必要書類は各申請窓口に置いてあります。または、
岡山県のホームページからもダウンロードできます。

詳しくは岡山県肝炎対策のホームページへ

訴訟・救済についてのお知らせ

◆B型肝炎患者のみなさまへ
過去の集団予防接種等の際、注射器の連続使用が原因でB型肝炎ウイルスに感染された方に給付金が支給されます。

★詳しくはこちらへ

厚生労働省ホームページ B肝訴訟
全国B型肝炎訴訟・広島弁護団

 

◆C型肝炎患者のみなさまへ
出産や手術における大量出血等の際、特定の血液製剤使用によりC型肝炎ウイルスに感染された方に給付金が支給されます。
★詳しくはこちらへ

厚生労働省ホームページ

倉敷市の申請・相談窓口

 倉敷市の申請・相談窓口
下記のとおりですのでお問い合わせください
倉敷市保健所

711-0934

倉敷市笹沖170

086-434-9810
児島保健推進室

711-8565

倉敷市児島小川3681-3

086-473-4371
玉島保健推進室

713-8565

倉敷市玉島阿賀崎1-1-1

086-522-8113
水島保健推進室

712-8565

倉敷市水島北幸町1-1

086-466-1115
真備保健推進室

710-1398

倉敷市真備町箭田1141-1

086-698-5111