水質相談青色

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水質相談青色
水質相談                    
器や物の着色 青色
症状 容器・布類・タイルの着色
原因  給水管、給湯管、湯沸器、風呂釜等に使用されている銅管がまだ新しい時期には、微量の銅が、容器または布類に付着している石鹸や垢に含まれている脂肪酸などと反応し、水に溶けない「銅石鹸」を作り、青色に着色します。
症状 蛇口下のタイル、タイル目地の着色
原因  上記で述べた各銅管から銅が溶け出し、それを含んだ水がタイルの上で蒸発すると、銅は蒸発せず不溶性に形を変えてタイル上に残ります。この現象が繰り返されて、タイルやタイル目地が青色を帯びてきます。
対策  浴室、洗面所などは、洗浄が不十分だと、湯垢が溜まり脂肪酸と反応し銅石鹸ができ、青く着色することがあります。手入れをこまめにすることが大切です。
 青くなった浴槽やタイルの目地は、アンモニア水(10%溶液)を少量滴下してからスポンジ等でよくこすり、食酢で中和し水で洗い流します。また、タオルや布地の場合は家庭用食酢(10%溶液)を70~80℃に温め、その中に布を浸すとわずか数秒で脱色します。
安全性  銅は、人に必要な成分の一つで食物などにより、1日にとる量が2~5mgといわれています。水質基準値は1mg/リットル以下ですが、これは、味が悪くなるとか、青色現象を起こしやすくなるといったことから決められた値です。
 銅自身には、ほとんど毒性がないか、あるいは極めて小さいとされています。
 銅化合物中最も多い硫酸銅(一般的に広く毒物と考えられる物)は、ラットに対し、経口投与した場合、半数致死量300mg/kgになっています。これを人間(体重60kg)に換算すると18g摂取することになります。
 銅管からの銅の溶出については、水質と深い関係があります。例えば,pH値が著しく低い場合、遊離残留塩素が高い場合、水温が高い場合などは、銅の溶出量が多くなると言われています。いずれの場合も、銅の溶出量が多くなることはありません。
 銅が酸化されるとできる緑青(銅の錆)は、昔は毒性が高いと言われていましたが,これは銅の精錬技術が未熟で、銅の中に有毒な砒素が不純物として含まれていたためです。