子宮頸がんワクチン(HPV)予防接種
子宮頸がんとHPVワクチン
子宮頸がんのほとんどは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染がきっかけだと考えられています。
このウイルスは、女性の多くが一生に一度は感染する※と言われており、感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまいます。
公費で受けられる9価HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の約80%~90%を防ぐことができると言われています。予防接種の有効性と、接種による副反応のリスクを十分ご理解いただいた上で、接種をご検討ください。
また、接種の有無に関わらず、20歳を超えたら子宮頸がん検診を定期的に受けましょう。
※HPVは一度でも性的接触の経験があれば、誰でも感染する可能性があります
定期接種について
使用するワクチン
9価HPVワクチン(シルガード9)
※2価HPVワクチン(サーバリックス)、4価HPVワクチン(ガーダシル)は令和8年4月1日より定期接種の対象外です。
対象者
接種日時点で倉敷市に住民登録がある小学校6年生から高校1年生相当の女子
接種期間
小学校6年生の4月1日から高校1年生相当の年度の3月31日まで
接種回数・接種間隔
9価HPVワクチン(シルガード9)は1回目の接種を受けるときの年齢によって合計の接種回数が変わります。
(1)1回目の接種を15歳未満で受ける場合
2回目:1回目の接種から少なくとも5か月以上(標準6か月)あけて接種
合計2回
※1回目から2回目の間が5か月未満である場合は、3回目の接種が必要です。
(2)1回目の接種を15歳以上で受ける場合
2回目:1回目の接種から2か月あけて接種
3回目:1回目の接種から6か月あけて接種
合計3回
※上記の方法を取れない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あけて接種します。
過去に2価・4価HPVワクチンを接種された方で接種未完了の方
規定回数の接種がお済みでない定期接種対象者の方で、1回目または2回目の接種を2価HPVワクチン(サーバリックス)や4価HPVワクチン(ガーダシル)で接種を受けた方については、残りの回数を9価HPVワクチン(シルガード9)で接種することが可能です。その場合は、9価HPVワクチンの接種方法に合わせてください。
交互接種について
世界保健機関(WHO)や諸外国の保健機関においても、基本的には同じ種類のワクチンでの接種が推奨されていますが、やむを得ない場合には、交互接種も許容されています。また、現時点において、交互接種における免疫原性や安全性に関する懸念は報告されていません。
接種に必要なもの
- おやこ健康手帳(母子健康手帳)
- 予防接種整理番号(不明な場合は感染症係にお問い合わせください)
- 住民票上の住所が確認できるもの(マイナンバーカード等)
※予診票は実施医療機関にあるものをご使用ください。
HPVワクチン接種後に起こり得る症状
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
頻度は不明ですが、重い副反応(アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、免疫性血小板減少症)が起こることがあります。
| 発生頻度 | 症状 |
|---|---|
| 50%以上 | 疼痛※ |
| 10~50%未満 | 腫脹※、紅斑※、頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感※、発熱、疲労、内出血※など |
| 1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血※、血腫※、倦怠感、硬結※など |
| 頻度不明 |
感覚鈍麻、失神、四肢痛など |
※接種した部位の症状
ワクチン接種後に症状が生じた場合の相談窓口
HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた場合は、接種を行った医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
また、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る医療機関を県内に2か所設置しています。
<予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関>
岡山大学病院産科婦人科 電話 086-223-7151(代表)
川崎医科大学附属病院産婦人科 電話 086-462-1111(内線23630)
ワクチン接種に関するパンフレット等
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厚生労働省作成:小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版) (PDF 13.4MB)
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厚生労働省作成:小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版) (PDF 14.7MB)
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厚生労働省作成:医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~ (PDF 2.4MB)
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HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ (PDF 1.3MB)
HPVに関するQ&A
「HPVに関するQ&A(厚生労働省のホームページ)」を御覧ください
男性の予防接種について
現在、HPVワクチンは小学6年生から高校1年生相当の女性が定期予防接種の対象と定められており、男性は定期予防接種の対象ではありません。
しかし、男性がHPVワクチンを接種することでHPVの感染を予防し、結果として将来のパートナーの健康と命を守るだけでなく、咽頭がん・肛門がん(男女)や尖圭コンジローマ(男性)の発症の予防効果もあります。
※男性に対して使用できるワクチンは、ガーダシル(4価ワクチン)またはシルガード9(9価ワクチン)です。接種に係る費用は全額自己負担となります。
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このページに関するお問い合わせ
倉敷市保健所 保健課 感染症係
〒710-0834 倉敷市笹沖170番地
電話番号:086-434-9810 ファクス番号:086-434-9805
倉敷市保健所 保健課 感染症係へのお問い合わせ










