【事例】
ラグビーワールドカップのチケットを購入しようと、インターネットで検索。最上位に表示されたサイトで購入したところ、それは公式サイトではなく、転売仲介サイトであることが後で分かった。公式サイトには、「転売チケットは無効」と書いてありキャンセルしようとしたが連絡が取れない。
【アドバイス】
チケットを購入する際は、次のことに注意しましょう。
(1)公式の販売サイトであることを必ず確認する
事例のような相談は、特に海外のチケット転売仲介サイトを利用した場合に多く、トラブルが起きても、解約金や返金の交渉は困難です。
(2)転売チケットを購入する場合は、規約で転売禁止になっていないか確認する
規約で、第三者への譲渡・転売を禁止している場合があり、違反したチケットは無効になることがあります。
なお、6月14日に「チケット不正転売禁止法」が施行されました。国内で行われる演劇・コンサート・スポーツ観戦などのチケット(特定興業入場券)の不正転売、または不正転売を目的としたチケットの譲り受けは、罰則の対象となります。