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ファイアーコントロールボックスと呼ばれる模擬家屋を使用して,建物内の延焼順序、バックドラフトやフラッシュオーバーといわれる危険な現象を再現する実験を行いました。その中で,煙の動きや影響を実際に体験して消火することにより,火災現場において戦術的、効果的な消火活動を行えるようにしていきます。
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また,水島消防署管内には石油コンビナートがあり,様々な災害を想定しておかなければなりません。そのうち,石油タンク火災にはボイルオーバーと呼ばれる現象があり,今回は直径1mのタンクでボイルオーバー現象の確認を行いました。
この実験では,ボイルオーバーが発生するまでの前兆現象(音や炎の状況)を確認し,隊員の安全管理能力の向上を図りました。
実際の石油タンクには,ボイルオーバーを防止するための設備があり,また,消防隊もボイルオーバーを発生させないために,効果的な活動ができるよう訓練をしています。