農作物被害を与える各鳥獣の特徴と対策について

アナグマ

アナグマの特徴

・雑食性であるが土を掘り返して昆虫の幼虫などを好んで食べる。

・甘味のある作物などに嗜好性が高く、イチゴ、スイカ、トウモロコシなどを好んで食べる。

・穴を掘るのが得意で、竹林などに広大な巣穴を掘って生活している。

・出産は春に行われ、4月頃がピークとなる。一度の出産で1頭〜4頭生まれる。

 

アナグマ被害への対策

 アナグマ対策の基本は侵入防止柵の設置ですが、掘る行動をさせないことが重要となる。ワイヤーメッシュを設置する場合、成獣が通り抜けることのできない目合い7.5cm四方以下で正方形の升目のものを使う。また、柵の下部30cmは地面に埋め込む。

 トタン板を設置する場合、下部を20cm埋め込むと地上部が45cmとなり板の上端にアナグマの指先が届いてしまうので、防風ネット等で高さを補う。この時防風ネットの目合いが4mm以下であれば、歯や爪を入れることが難しくなる。

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