倉敷市消防局の危険物行政における取り組みが、総務省消防庁が行う「第5回予防業務優良事例表彰」の優良事業として評価され、優秀賞を受賞しました。
消防庁が開催する表彰式は、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため中止となり、代わりに5月31日、梶消防局長から応募者である倉敷消防署の正本主任に対し、表彰状と記念品が授与されました。

<受賞事業>
屋外タンク貯蔵所に関する教育手法の確立と事業所等との連携の強化
<内容>
日本でも有数の水島コンビナートを管轄する倉敷市は、全危険物施設の約4割を占める1,502施設の屋外タンク貯蔵所があり、昭和49年には法令改正のきっかけとなった大規模な重油流出事故が発生しています。
多数ある屋外タンク貯蔵所関連の申請審査に対して、審査する職員の数が限られており、一定レベルの能力を持つ人材を継続的に確保するため、効果的に理解を深められる教育手法を確立すること、また、コンビナート災害対応の能力向上のため、過去の事故事例を生かしつつ、近隣の消防本部や事業所との連携を強化することが重要であると考えており、様々な取り組みを行っています。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/items/yobou_jirei_r03_13.pdf