自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2021年8月17日

藻の除去作業

2021年8月17日

8月17日、茶屋町内の用水路で藻の除去作業が行われました。
ここ数年、茶屋町駅東地区の用水路に大量の藻が発生し水路の流れを阻害し
場所によっては悪臭を放つなど農業や住民の生活に影響を及ぼしています。
今年は4月末から5月上旬に土木委員などが中心になって藻が多く発生している用水路で除去作業を行いましたが、
2か月余りで水面を覆いつくす事態となっています。
用水沿いの住民による藻上げも行われていますが、道路上に置くため通行に支障や悪臭の原因になっています。
この日は、茶屋町支所が業者に依頼し、ミニショベルを使って根こそぎ取り除き、道路上の藻の運び出しをしていました。
繁殖している藻の多くはオオカナダモで茎葉切片から繁殖するため、水槽で利用する場合は用水路に流さない注意が必要です。

           用水路の藻

         用水路から上げた藻

        繁殖しているオオカナダモ

      用水路の藻の除去作業

S・K
観察日時:2021年8月17日

2021年8月17日 | コメント(0)