自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2021年9月12日

柿の木に蛾幼虫の観察

2021年9月12日

9月12日、茶屋町で柿の木に発生している蛾の幼虫を観察しました。
柿の木の葉が枯れたようになっていたので、よく見ると緑色をした毛虫が数多く繁殖していました。調べてみると「ヒロヘリアオイラガ」ようです。
全体は薄い緑色で、背面や側面に青い筋と細かなトゲが生えています。体の前方にはオレンジ路のトゲが生えた突起が一対あります。柿のほかザクロ、ミカン類、街路樹などにもよく見られ、トゲに触れると腫れなどの痛みが出るので注意が必要です。
広く繁殖しないように早期の駆除をしたいものです。

S・K
観察日時:2021年9月12日

2021年9月12日 | コメント(0)