スマートフォンなどの普及で生活のオンライン化が加速し、インターネット通信販売が定着しています。便利な一方で、大手通販サイトやクレジットカード会社、フリーマーケットサービス運営事業者などに成り済まして、個人情報やクレジットカードなどの信用情報を詐取する事例が報告されているので、特に注意しましょう。
【事例1】大手通販サイトから、クレジットカード番号を登録し直すよう促すEメールが届いたため、メールにあるリンク先にカード番号を入力したところ、カードを不正利用された。
【事例2】大手クレジットカード会社を名乗る者から「不正利用があったため、本人確認をしたい」とのEメールが届き、リンク先にカード番号を入力したところ、後日、本物のクレジットカード会社から不正利用の連絡があった。
最近の成り済ましメールは、巧妙で見分けがつかないものもあります。不審なEメールが届いたら、次のことに気を付けましょう。
- 焦ってEメールにあるリンク先にアクセスしない。いったん落ち着くことが大切です。
- 家族や行政機関に相談する。自分一人で抱え込まないようにしましょう。
トラブルになったら、早めに消費生活センターに相談してください。