倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎講座」を実施しました。
「企業学び楽舎講座」とは
中学生が様々な職業に対して理解を深めるとともに、将来の地元就職をイメージできるよう、企業を直接学校に派遣し、仕事の話を聞いたり、仕事を体験する講座です。今年度は、市内13校の中学校へ、35の企業が出向き講座を行います。
10月19日(水曜日) 連島中学校
企業7社の協力のもと、1クラスを1企業とみなし、生徒は希望する企業2社の講座を受講しました。10分程度、企業の業務内容や製品・サービス等の説明を聞いたのち、実際の作業や体験等を行いました。
生徒たちは生き生きと楽しく講座を受講していました。企業の方も実際の製品や機具等を持参するなど、様々な工夫を凝らし、楽しい講座を実施していました。
協力企業:コープリハビリテーション病院、小谷かなりや認定こども園、玉島信用金庫、
株式会社ハヤシ、倉敷運輸株式会社、株式会社テオリ、JFEスチール株式会社西日本製鉄所
講座の様子
- コープリハビリテーション病院
医療と介護両方の体験を実施。介護では、筋力測定をしたのち、筋力アップの体操を、医療では、AEDの使用や人工呼吸、注射器を実際に使ってみる体験をしました。本物のAED、注射器や車いすに触れ、医療や介護の仕事の大変さを知ることができました。
車いすの体験 注射器の体験

2.小谷かなりや認定こども園
保育の仕事についての説明を聞いたり、子どもたちに行っている歌や遊戯などを見たのち、実際に子どもたちが遊んでいる、おもちゃ(紙のけん玉)づくりを体験をしました。
おもちゃ作り体験

3.玉島信用金庫
信用金庫についての話を聞いた後、「金融版人生ゲーム」で生涯に必要なお金について学びました。車購入や結婚など様々な出来事で必要になるお金や、お金以外の喜びなどをゲーム感覚で学びました。
金融版人生ゲーム実施中

4.株式会社ハヤシ
会社や業務内容の説明を聞いたのち、車の販売について体験を交えて教わりました。その後、チームに分かれ、カタログを見ながら車の人気ランキングを当てる体験をしました。

5.倉敷運輸株式会社
会社や業務内容の説明を聞いたり、製鉄を船に積み込む様子のDVDを見たのち、一人ずつフォークリフトの乗車体験をしました。

6.株式会社テオリ
ドイツ語で基本や原点を表す会社名からお金があるから幸せではなく、心の豊かさが幸せであるという経営理念を聞いたのち、竹の小物入れを作る体験をしました。
竹の小物入れ作成体験

7.JFEスチール株式会社 西日本製鉄所
鉄は進化しているという話や、学校生活で身につけた力が働く上でも大切であるという話を聞いたのち、特殊な鋼板と普通の鋼板の違いを、実際に曲げてみることで体験しました。身近な鉄製品やその製造について理解することができました。
鋼板を曲げる体験 鉄についての説明を受ける

今年度は、今後6校実施予定となっています。
実施予定校:倉敷第一中学校・庄中学校・福田中学校・新田中学校・北中学校・下津井中学校